なかよし ページ43
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『…イザナくん…/』
"可愛い"と言われるのは素直に嬉しい。
でも恥ずかしいというか照れる。
結局何て返せばいいか分からず。
『ありがとうございます』って謎のお礼を言うと
イザナくんから「そこ座ろ」と言われて
すぐ側にあるベンチに一緒に座った。
…というか、
『イザナくん…そろそろ手離してほしいです。笑』
イ「やぁだ。」
若「ずるい…俺も触りたいのに。」
半「"触りたい"はアウト。笑」
若「じゃあ、"繋がりたい"。」
獅「それもなんかダメ。笑」
焼き鳥の棒を咥えてるワカくんがニッと微笑む。
そしてこっちに来ると「俺こっち」と
私を挟んでイザナくんとは反対側に座り
ワカくんも手を繋いできた。
2人に挟まれて、3人で手を繋いでる状態。
『や、これはちょっと…動けない。笑』
イ「…なかよし。」
若「ね。Aとは飴ちゅーした仲だもんね?」
イ「………。」
『っ…ワカくん、それは…/』
半「何それ。笑」
若「一つの飴を2人で舐めた仲。」
乾「ガキかよ…オッサンのくせに。笑」
若「青宗、それ言うのナシ。笑」
イ「…A、ワカとちゅーしたの?」
『してないです。事故です。笑』
イ「……ふーん。」
獅「もういいから…手ぇ離してやれよ。笑」
獅音さんがそう言っても手を離してくれない2人。
もう会話の内容はどうでもよくて
本当に解放してほしいんだけど。笑
かき氷…すぐそこにあるのに食べれないし。
じっとかき氷を眺めてたら
それに気付いた半間くんがかき氷を手に取った。
そして私の正面に立つと
かき氷をスプーンストローで掬って
私の口元に差し出してくる。半間くん、神。
半「ちょい溶けてるけど。」
『なんか…すみません。笑』
半「いや、むしろコイツら2人がゴメンだわ。笑」
若「A…あーんして。」
イ「半間、その後俺にもあーんして。」
若「俺も。」
半「はぁ?自分で食えよ。笑」
溜め息をつく半間くんを気の毒に思いながら
差し出されたかき氷を口に含むと一瞬で溶けて
イチゴシロップの味が広がった。
喉が乾いてたから美味しく感じる。
あと、他にもお祭りっぽい食べ物が欲しくなる。
そんなことを考えていると
かき氷"あーん"2週目が回ってきて
私はまた半間くんの目の前で無意識に口を開いた。
…蘭さんと、お祭り行きたいな。
そう思った矢先、
半間くんの向こう側から…
少し遠くから聞こえたのは聞き慣れた声。
蘭「A。」
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yuu(プロフ) - !?さん» 裏作品はR18フラグを立てて公開してます。見れないようでしたら、R18作品を読めるよう設定されていない事が原因かもしれません。18歳以上の方でしたら、占ツクの設定ページを見直してみてください◡̈♥︎ (4月27日 14時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
!? - すみません。裏ってどうやって行くんですか (4月27日 13時) (レス) @page23 id: 37f7d05f89 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ひいさん» ひいさん、コメントありがとうございます!!すごく励みになるお言葉、嬉しいです(T_T)♡これからもご愛読いただけるよう頑張ります◡̈⃝♪ (2022年8月24日 0時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
ひい(プロフ) - 一年おめでとうございます!! yuuさんの作品大好きで、いつも沢山のニヤきゅんをありがとうございます(*´ `*)笑 出逢えて本当に良かったです♡*° これからも応援してます!! (2022年8月23日 23時) (レス) @page39 id: e7b32917d3 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ちぃさん» ちぃさん、ありがとうございます♡ずっと読んでくださってて嬉しいです。そして優しいお言葉に救われます(⁎˃ᴗ˂⁎)更新頑張ります⋆* (2022年8月23日 19時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuu | 作成日時:2021年12月4日 14時