私が知らない蘭さん ページ11
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−−−……数日後。
現在の時刻、深夜1時。
『…ねぇ、こんなとこで張り込んでてバレないの？笑』
明「大丈夫だって。この辺車の出入り多いし。」
万「Aー、膝枕して。」
『……いま？笑』
先日話してた通り、
私達は今夜蘭さんが出向くという夜のお店に来た。
お店の入り口が見える近くのパーキングに車を停めて
蘭さんが現れるのを待っているところ。
後部座席にいるマイキーと私。
マイキーはちょっと眠いみたいで
私の膝に頭を乗せてくる。
万「A…どこまでなら許せる？」
『……何が？』
万「蘭が女の体触るとか、ぎゅーとかちゅーとか。」
『ぇ…、どれも嫌…。笑』
明「昔はガンガン行ってたけどな。笑」
万「んー、取引先の相手が女だと
それで上手くいってたもんね。」
『…………。』
明「……すげー昔の話な。」
昔の話とはいえ、なんとなくショック。
蘭さんの過去もひっくるめて大好きだけど。
万が一、仕事の一環として
今でもそういうことがあるのなら
私は今の蘭さんを受け入れられるのかな。
明「……あ、来たじゃん。蘭の車。」
万「案外早かったね。……女は？」
明「………いる。」
窓の外を見ると、お店の前に車が停まって…
運転席から出てきた蘭さんが後部座席のドアを開けた。
そこからは息を呑むほど綺麗な女性が見えて。
夜の街にぴったりな煌びやかな服を身に纏って…
でも上品で美しいその女性は蘭さんに笑顔を向ける。
蘭さんもその女性に対して同じように笑顔で返した。
女性は蘭さんに寄り添って、
蘭さんは慣れた素振りでその女性を
エスコートしながら店内に入っていく。
万「A…あれぐらいなら平気でしょ？」
マイキーがそう言ったのが聞こえたけど
さっき見た一連の流れが私にとっては強烈で
頭に焼き付いて…何も言葉が出ない。
私がよく知ってるスーツ姿の蘭さん。
今日は夕方頃、仕事に行くのを見送った。
いつも行ってきますのキスをしてからも
なかなか家を出ようとしない蘭さんを
私は無理矢理仕事に行かせるの。
でも、私がさっき見た蘭さんは知らない…見たことない。
明「A…これ、まだ序の口だから。」
私の様子を伺いながらそう言った明司さん。
…私は覚悟を決めた。
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yuu(プロフ) - !?さん» 裏作品はR18フラグを立てて公開してます。見れないようでしたら、R18作品を読めるよう設定されていない事が原因かもしれません。18歳以上の方でしたら、占ツクの設定ページを見直してみてください◡̈♥︎ (4月27日 14時) (
レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
!? - すみません。裏ってどうやって行くんですか (4月27日 13時) (レス) @page23 id: 37f7d05f89 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ひいさん» ひいさん、コメントありがとうございます!!すごく励みになるお言葉、嬉しいです(T_T)♡これからもご愛読いただけるよう頑張ります◡̈⃝♪ (2022年8月24日 0時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
ひい(プロフ) - 一年おめでとうございます!! yuuさんの作品大好きで､いつも沢山のニヤきゅんをありがとうございます(*´ `*)笑 出逢えて本当に良かったです♡*° これからも応援してます!! (2022年8月23日 23時) (レス) @page39 id: e7b32917d3 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ちぃさん» ちぃさん、ありがとうございます♡ずっと読んでくださってて嬉しいです。そして優しいお言葉に救われます(⁎˃ᴗ˂⁎)更新頑張ります⋆* (2022年8月23日 19時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuu | 作成日時：2021年12月4日 14時
