家政婦から嫁になります【灰谷蘭】

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蘭「三途と竜胆はこないだの一件もあるし、
次Aに手ェ出したらタダじゃおかねー。」



蘭さんが2人を見る目が冷ややかで怖い。
でも、私の腰を抱いてる手は優しくて
きゅんとしてしまう。



九「…あの目はマジだわ。」


鶴「好きな女出来るとほんと変わんだな。笑」


万「A、大事にされてるね♡」



マイキーが私を見てそう言った。
うん…大事にされてるのは感じてる。



万「ねぇ蘭…俺がAと一緒に寝るのもダメ？」


蘭「……ダメ。」



マイキーが「なんで！いーじゃん！！けち！！」
って、またいつもみたいにエンドレスで言い始めた。

しばらく考えて『膝枕ぐらいならいいよね？』
って言ったら、蘭さんは「それなら」と許してくれた。
するとマイキーのエンドレスコールはおさまった。笑



竜「じゃあさ、手ェ出すの我慢するから
兄貴とAがえっちしてるとこ一回だけ撮らせてよ。」


『……っ……！？//』


蘭「……あ"？」


明「竜胆……お前、、笑」


九「…………。笑」



また気まずい会話が始まった…と思いつつ、
私は今も蘭さんの方を向いてるんだけど。



竜「いーじゃん、リアルにやる訳じゃねーし。
妄想で抜いてるこっちの身にもなれよ。」


九「お前、Aで抜いてんの？笑」



竜胆さんの言葉に、私はバッと皆の方を振り返ると
目が合った…竜胆さんと。



竜「うん、Aで抜いてる。最近遊んでねーし。」



私を見ながらそう言った竜胆さんが、にこって微笑む。
私は赤面して、また蘭さんの方を向いた。



明「マジ？めずらしーじゃん。笑」


春「なぁ…それ、撮れたら俺も欲しい。」


万「えーなら俺も欲しい。
編集してさー、蘭だけ全体的にモザイクかける！
頭から爪先まで全部！」


鶴「ｗｗｗｗ」


九「ウケる、それなら俺も高値で買うわ。」


蘭「…ざけんな。一生妄想しとけ。笑」


望「お前らなぁ…いい加減にしろ。笑
…蘭、籍入れんのはこれからだろ？」



モッチーさんが話を変えてくれた。
仕切り直してくれるのは
いつもモッチーさんかも。



蘭「…籍入れる日は決めてる。また報告する。」



そうなんだ…いつなんだろう。
いつ入れるのかとかあんまり気にしてなかったけど、
そう言われると気になり始める。



万「とりあえずー、今日はAの膝借りる！
すぐ寝たいから今から借りる！解散〜。」



マイキーの急な一言で、今日の集まりは解散となった。


結婚の報告は無事(？)終わった。



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