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−蘭side−
『…キス…、されたの…//』
顔を紅くして俯き気味にそう言ったA。
あぁ、これはもう…優しくできねぇわ。
Aを車から降ろしてすぐに担ぎ上げた。
肩の上でバタバタしてるけど…降ろさねーよ。
愛想よく声を掛けてくるホテルのスタッフに
無言で車のキーを投げる。
俺の機嫌を察したスタッフは
投げたキーを受け取って裏口の扉を開けた。
このやり場のない苛立ちを
Aにぶつけたい訳じゃねぇけど。
早く押し倒して、その唇を塞ぎたい。
Aを俺で満たしたいという欲望に駆られる。
エレベーターに乗り込むとAは大人しくなった。
抵抗するのを諦めたらしい。
俺らの部屋のフロアに着いて
カードキーでドアを開ける瞬間、
『…蘭さん…ごめんなさい…//』
Aはか細い声でそう言った。
…聞こえねぇ。
ほんとは聞こえてるけど。
あえて返事してやらねー。
部屋に入って寝室に直行すると、
Aを乱暴にベッドに降ろして
そのまま馬乗りになった。
俺はスーツの上着だけ脱ぎ捨てて髪をほどく。
俺の顔色を伺うAをよそに
両手をベッドに押さえつけて強引にキスをした。
唇を舐めれば、肩を震わせて少し口を開いて。
そこに舌を挿し入れて深く絡めて、
わざと音を立てて貪る。
するとAは苦しそうにしながら
鼻に抜けた声を出し始めた。
『…ん…、ふ……ぁ、…んん…ッ…//』
息継ぎするのも忘れるくらい。
噛み付くように口付けていると
俺を受け入れる覚悟をしたのか
押さえ付けてたAの手が、俺の手を握り返した。
そんなことで気を良くする俺は
相当Aに惚れ込んでると思う。
蘭「……許すと思ってんの?」
キスの合間にやっと発した言葉はそれ。
するとAは首を横に振る。
俺は体を起こして、
Aを見下ろしながらベルトを外した。
そしてスラックスとボクサーパンツを
半端に下ろした状態で、またAに覆い被さる。
服を脱いでる時間すら惜しい。
『…お願い…、優しくして…//』
Aは今にも泣きそうな声で。
目尻に涙を溜めてそう言った。けど、
蘭「……無理。」
俺はそう言いながら脚を開かせて、
溢れて伝うAの涙を舐める。
そして余裕のない俺は、
Aの下着をずらして昂った俺自身をそこに沈めた。
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*裏に行きます。
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yuu(プロフ) - ちぃさん» 結婚したー(´ `*)裏も読み返してもらえて嬉しいです♡寝る前にベッドの中で読むのがおすすめ!笑♡いつもありがとうございます♪♪ (2021年12月3日 20時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 夢主結婚したー!愛され夢主・溺愛蘭ちゃんがほんといいです!裏は何度読み返したことか…yuuさんの裏の描き方すごく好きです!←ひとまずお疲れ様でした!4も楽しみです笑笑 (2021年12月3日 20時) (レス) @page50 id: 1f03340a86 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - skrさん» 読み返すだなんて嬉しすぎる…(;o;)♡そう言っていただけると書いた甲斐があったなと思えます、ありがとうございます(*´ `*) (2021年12月3日 20時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
skr(プロフ) - いつも陰から読ませてもらってます!1もまた読み返すぐらいこの作品が大好きです(*´-`)これからも応援しています! (2021年12月3日 20時) (レス) @page50 id: 7c7044e688 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ATR214YSさん» ありがとうございます(;_;)♡他のキャラもチラッと出したくて!無理矢理感ハンパないですけど、出してよかった♪ (2021年12月3日 18時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuu | 作成日時:2021年10月5日 22時