誓い。 ページ42
Aとウォヌさんにあの日の事を包み隠さず全て打ち明ける。
宿泊券のお礼にジウちゃんと旅行の下見に行ったこと。
Aと距離を置いていた理由も全て。
信じられないと言う顔をする2人を、ジウちゃんは涙目で見つめている。
でも、泣くわけにはいかない。
「俺とソウォンも、考え直した。結婚はしたい相手とするべきだと」
「A、ウォヌくん。お前達の気持ち次第で運命なんか変わるんだよ」
A:「……アッパ…、、っ」
「辛い思いさせてごめんな…冗談のつもりがこんな大きな話になるとは思ってなかったんだ」
「それと、Aちゃん。これも全てなかったことにさせてもらうね(笑)」
ビリッ!!!!
A:「しゃ、社長!?!?」
目の前で社長は辞表と書かれた紙を真っ二つに破く。
「戻っておいで。クビになんかさせないよ??」
A:「っ、、……じゃあ、私っ!!!!」
「うん…」
社長が微笑み、俺に合図する。
ゆっくり近づいて、Aの前で跪く。
SC:「……俺と、やり直してくれない、A??」
綺麗な涙を零すAの頬に触れ、愛おしく大切に壊さないように何度も何度も涙を拭う。
SC:「傷つけた俺が言うのもおかしいけど、、別れたくない…お前しかいないんだよっ…」
愛してるから、大事にしたいから。
俺も堪えきれなくて涙を流す。
A:「バカ、スンチョラのバカっ!!!!」
SC:「……ごめん」
A:「ずっとずっと、ジウさんといて悲しかったんだから!!!!っ、、スンチョラの隣は、私のもの、なのにっ!!!!」
触れていた手を解かれ、もう終わったと思った。
A:「本気で私を好きなら、、、……キスしてよっ、、じゃないと、許さないっ…ぅ、っ」
でも、俺の愛する人はとても優しい。
真面目で、ちょっと小悪魔で、俺の事を試す悪い子。
それでいて身体だけじゃなく心も満たす最高の女の子。
世界中を探しても、俺には彼女しかいない。
離された手を握りしめ、そっと。
SC:「愛してる、もう一度俺のモノになって」
チュッ
重ねた唇はタバコの味がして。
その中に2人の流した涙のしょっぱい味がした。
手に入れたもの。(You.side)→←試練。(You.side)
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静瑠(プロフ) - hさん» コメントありがとうございます!!!!申し訳ないのですが実はTwitterのアカウント消しちゃって……(--;)というのもTwitterでの夢小説や妄想系のお話のルールが厳しくなっており、ルールを守るために消させてもらいました。現在は交換用のアカウントのみとなっております(汗 (2020年6月8日 21時) (レス) id: be2936d6a9 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - このお話大好きです...... 静瑠さんのツイッターのお話アカウント教えて頂きたいです...... (2020年6月8日 21時) (レス) id: b5ede82a48 (このIDを非表示/違反報告)
静瑠(プロフ) - やはやはさん» コメントありがとうございますございます!!!!ガチめの告白ありがとうございます("・▽・")笑ゆっくり更新ですが気長にお待ち頂けたら嬉しいです!!!! (2020年6月4日 22時) (レス) id: be2936d6a9 (このIDを非表示/違反報告)
やはやは - 突然ですが大好きです。本当に。このお話やばいですね〜!本当好きです!これからも読ませていただきます!! (2020年6月4日 21時) (レス) id: 9a1e503cae (このIDを非表示/違反報告)
静瑠(プロフ) - だいあもんど。さん» ヤバいですかね( ´艸`)ニヤ (2020年5月31日 22時) (レス) id: be2936d6a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:静瑠 | 作成日時:2020年5月23日 17時