逃げれない。(You.side) ページ16
A:「課長っ、手離して下さいっ…///」
SC:「やだ、まだ見てたい」
A:「っ〜変態!!!!///」
SC:「男は皆変態、Aちゃんも人のこと言えないでしょ(笑)」
A:「ゔぅ…」
それは、、…否定出来ない事実だ。
ぐうの音も出ない私を見て課長は蕩けて零れそうな笑みを浮かべる。
SC:「ねぇ、ミンギュと付き合うの??」
A:「は??」
SC:「昨日ミンギュといい感じだったじゃん、好きじゃないの??」
A:「何で…??ミンギュさんはただの上司です……」
SC:「じゃあ俺は、ただの上司??」
一瞬で『もう逃げられない』、そう思った。
下ろそうと必死だった手の力も抜けて、課長の手が素足に触れる。
SC:「………俺が良いように捉えていいのか??」
ただでさえ色っぽい顔なのに、熱を帯びた表情と甘い言葉はズルすぎる…。
A:「引かない…なら、、……お好きなように…」
とっくに貴方に溺れてるんです。
一目見た時から惹かれ、たった数日しか一緒にいないくせに欲しいなんて思ってしまう。
全部課長が私をおかしくさせてるんだよ…。
A:「っ…、、うっ…、、…」
恥ずかしくて、こんな風にしか振り向かせられなくて、悔しくて。
色んな感情を含む涙が私の視界を悪くさせる。
SC:「……可愛い、そんなに俺が欲しかったんだ」
寝起きで頭が冴えないのもあって上手く感情をコントロール出来ない私を、さっきまであんなに色っぽい顔をしていた課長は優しく涙を拭ってくれる。
SC:「俺だけにして。どんだけ淫らでも愛してあげる」
ゆっくりと迫る顔に、私は自然に目を閉じて待つ。
夢でもいい、スンチョルさんのものにして下さい。
チュ
リップ音が鳴って、身体が跳ねる。
彼との初めてキスは期待していたタバコの味ではなく、歯磨き粉のミントの味がした。
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静瑠(プロフ) - hさん» コメントありがとうございます!!!!申し訳ないのですが実はTwitterのアカウント消しちゃって……(--;)というのもTwitterでの夢小説や妄想系のお話のルールが厳しくなっており、ルールを守るために消させてもらいました。現在は交換用のアカウントのみとなっております(汗 (2020年6月8日 21時) (レス) id: be2936d6a9 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - このお話大好きです...... 静瑠さんのツイッターのお話アカウント教えて頂きたいです...... (2020年6月8日 21時) (レス) id: b5ede82a48 (このIDを非表示/違反報告)
静瑠(プロフ) - やはやはさん» コメントありがとうございますございます!!!!ガチめの告白ありがとうございます("・▽・")笑ゆっくり更新ですが気長にお待ち頂けたら嬉しいです!!!! (2020年6月4日 22時) (レス) id: be2936d6a9 (このIDを非表示/違反報告)
やはやは - 突然ですが大好きです。本当に。このお話やばいですね〜!本当好きです!これからも読ませていただきます!! (2020年6月4日 21時) (レス) id: 9a1e503cae (このIDを非表示/違反報告)
静瑠(プロフ) - だいあもんど。さん» ヤバいですかね( ´艸`)ニヤ (2020年5月31日 22時) (レス) id: be2936d6a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:静瑠 | 作成日時:2020年5月23日 17時