転生者の私は攫われ体質。【HUNTER × HUNTER】

9話 呆れるほどの災難続き ページ11

は？

今この人なんていった？



幻影旅団？

は？


減英りょ男の間違いじゃなくて？？

『はぁ.....？』


私の大好きな幻影旅団の名を騙った罪は重いぞお前達。


「がはは！怖くて声も出ねぇか糞ガキ!!!がっはっは!!!」


『____そうですね、怖くて声も出ないです。』

こんな奴ら私が迷子じゃなければ今すぐにでも殴り飛ばしたい

まぁいうて怖いからやらんけど←

「ぅえ？あ、あぁ...そうか...？」


そしてしばらくの沈黙が流れ、時は過ぎた。


「街、着いたぜお兄ちゃん!!!」


いやごつい顔しといてお兄ちゃん呼びはわろた





ていうか街着いたんだっけ。



よし、.............





さぁ〜て、どうやって降りよう(白目)


あれデジャブ←


まぁいいや。とりあえずこの邪魔な目隠しと縛られてる手足解放しなきゃ。



ブチッッ!!!ｺﾞﾘｬｯ!!!ｸﾞｼｬｧ!!!


あ、なんかえぐい音したの気にしないで←



縄とか解いただけだよ？


...........本当だからね！？嘘ついてないようち！？




ちょっとボディタッチしただけだから...んふ♡




あれなんか今私の中にヒソカ沸いた気がするんだけどやめて？


まぁ一応気絶してるだけだし？



『うし、出ますか!!!』


そう呟いて、車の中で無様に倒れたぼこぼこのゴリラ共を避けながら、ドアへと進んでいく。


車だから街に着くまでけっこう時間掛かったな

実は頑張れば走った方が早いんだよね←


道わかんなかったし...←




そろそろお気づきだろう、Aは馬鹿なのだ←



まぁいいや、とりあえず早く泊まれる場所を...


そう考えながらドアを勢いよく開いた。




.........................え。




『どこじゃここぉおあああああああ!!!!!!!!!!』








A、再び迷子になる。




ちゃんちゃn『ちょいまてやごるぁ』




ここどっこやねん!!!!!うあああああ!!!!!


街に着いたと思ったのに!!!!!


なぁーにが「街、着いたぜおにいちゃぁん！」だよ！！ふざっけんなぁ!!!!!


見渡す限りゴミしかないんですけどぅ!?


なんっか鉄パイプとか壊れた洗濯機(？)とか転がってるし!!!!!


辺り一面瓦礫やら廃棄物ばっか!!!


空気汚ぁっっ！



もういっそ清々しいよっ!!!!!

はっ!!!バーカ!!!!!←ヤケクソ





「なぁそこの嬢ちゃんよぉ...！俺とイイトコ行かねぇがあ？」

！？




あぁ〜.....もうやだぁあああ!!!!!

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