第１４８話「警戒」 ページ6
リリの顔が、少しだけ顰め面になった。
まぁ、気分が良くなる言葉じゃないしな……。
リリ「そうね。私じゃ足元にも及ばないわ」
泉「そういうことだ。てめぇはお呼びじゃないんでな」
リリ「その言い方は、棘があるわね。
けど、常識的に考えて今聞いた方がいいと思うわ」
常識的に？
一体、何の話しだ。
リリ「情報は、一番熱い内が価値があるのよ。
冷めてしまった情報なんて役に立たないでしょう？」
泉「……１つ聞くぞ。会員になって何をするつもりだ」
その問いに、「そうね」と少しだけ悩んでから
リリ「今は特に。けど、いざと言う時には頼りになる。
briscolaだもの」
Ｃ「泉、どうするんだ」
泉「……内容によるな。内容次第では、会員は考えさせて
貰う」
A「いいんですか？」
不機嫌そうな顔で、「よくない」と言われた。
ですよね。
そう言うとは思ってた。
リリ「じゃあ、まず。無印の手紙のことから言うわ」
Ｃ「……アランて奴が送ったのか」
リリ「察しが良いわね。正解よ。
ネーロに頼まれたのよ。情報は私が調べたわ」
なるほど……。
ネーロが指定して、情報はリリ、アランが運んだ。
泉「なんで受けたんだ？」
リリ「それは、ネーロだから。有名マフィアを敵に回すと
結構大変なのよ」
それは、なんとなく理解は出来る。
相手の方が人数は圧倒的、そしてこのリゾート経営をしている
ため別の情報屋を雇って地の果てまで追い掛け回しそうだ。
蓮は、信用した人しか会員にはならせないとか言ってたし。
そこら辺は大丈夫そうだけど。
リリ「けど、問題はなんでＣを指定して運ばせたのか。
なんで無印なのか、でしょ？」
Ｃ「それと、この地で招待状が使えた理由だな。
一日目、俺が着いて行った時はプールで問題なく使えた」
Ｃがそう言ってやっと気が付いた。
そうか、始めから怪しい不自然だと踏んでいたからＣが同行
したのか。
栞に誘われたのは事実だろうが、誘うように誘導することは
可能だと思う。
俺達に怪しまれることもなく、同行していた。
リリ「単刀直入に言うと、ネーロはbriscolaを警戒している」
警戒……？
もしかして蓮がネーロの弱みでも握って居たり、とか？
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ツクヨ@織田作に癒され隊☆(プロフ) - あまぐり(天樂)さん» 会長が釣りしてるところをリアルに想像して部屋を転げ回ってましたww更新ふぁいとです!! (2015年4月14日 19時) (携帯から) (
レス) id: f41dbbcebd (このIDを非表示/違反報告)
あまぐり(天樂)(プロフ) - ツクヨ@織田作に癒され隊☆さん» ありがとうございますｗコンビいいですよね！本当会長可愛いです。(( 更新頑張ります。 (2015年4月14日 12時) (レス) id: 54bb5c37f6 (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨ@織田作に癒され隊☆(プロフ) - 初めまして！です(OvO)会長と主人公くんのコンビが好きです！あと、泉と魁さんもなにげ好きなのです(笑) (2015年4月14日 8時) (携帯から) (レス) id: f41dbbcebd (このIDを非表示/違反報告)
あまぐり(天樂)(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます。更新サボってますけど、頑張ります。 (2015年3月21日 19時) (レス) id: 54bb5c37f6 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - やっとここまで読めました！オリジナルの小説初めてですが面白いですね！結構…いやかなり好きです！女子組可愛い……頑張ってくださいね！ (2015年3月20日 14時) (レス) id: 8850bc515f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまぐり(天樂) | 作成日時：2015年2月28日 21時
