第１５６話「夕焼け」 ページ14
■午後 時刻６時過ぎ
すっかり話し込んでしまった。
だいぶ、話していたから話すネタも尽きた。(俺だけ)
栞と山田が今ではずっと互いに譲り合いながらも、喋り
続けた状態。
仲良さげでいいと思う。
もう付きあえばいいんじゃないか、と思うほど。
そもそも、コレ。
俺が除け者扱いじゃないか。
時々、気を使ってか話を振ってくるがイマイチ感心がない
せいで「へぇ」「うん」「ふぅん」の生返事。
山田「あー、今日はもう終わっちまうな！」
ふと山田が窓の外に目をやり、立ち上がってベランダの扉を
空けた。
続いて、栞も立ち上がり同じようにベランダへと出た。
栞に「A君も行こう？」と誘われたため、俺もベランダへ
と進んで行った。
空は、茜色。
鳥の鳴き声は全くない。
聞こえるのは、少し遠くにあるプールや海から聞こえる
大音量のサウンドだけ。
栞「んー、明日はどこ行こうかなぁ」
栞がそう呟くと手摺りから、少しだけ体を出して下を覗き込むように一望する。
俺達、２人も下を向いてみる。
相変わらず、凄い景色だ。
ホテルで、ちょうど最上階のこの部屋が８０階。
随分と話しこんでいたことで、疲れていた体も安らいでいく。
山田「つっても、俺らは２日で結構回ったもんな。
もう遊びつくした気がするな〜」
A「どこ行ってきたんだ？」
栞「海にプールに遊園地に、あとショッピングを楽しんだかな」
山田「それと食べ物屋めぐりとか！」
楽しそうだな、なんか。
俺は行ってないけど、主に泉先生のせいで。
遊べるところは遊び尽した、か。
泉先生とか、Ｃに聞けばいいとこ紹介してくれるだろうか。
A「いい場所ないか、聞いてみるか？」
山田「いいな、賛成！」
栞「そうだね！」
明日、どこかへ行くとしたら全然付き合ってないから俺も
着いて行こうかな……
夕焼けを見ながら、明日のことを考えていると後ろから、
この部屋の扉をノックする音が聞こえた。
返事も聞かずガチャリと音を立て開く扉。
俺達は、顔を見合わせてベランダから空いた扉の方へと
向かって行った。
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ツクヨ@織田作に癒され隊☆(プロフ) - あまぐり(天樂)さん» 会長が釣りしてるところをリアルに想像して部屋を転げ回ってましたww更新ふぁいとです!! (2015年4月14日 19時) (携帯から) (
レス) id: f41dbbcebd (このIDを非表示/違反報告)
あまぐり(天樂)(プロフ) - ツクヨ@織田作に癒され隊☆さん» ありがとうございますｗコンビいいですよね！本当会長可愛いです。(( 更新頑張ります。 (2015年4月14日 12時) (レス) id: 54bb5c37f6 (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨ@織田作に癒され隊☆(プロフ) - 初めまして！です(OvO)会長と主人公くんのコンビが好きです！あと、泉と魁さんもなにげ好きなのです(笑) (2015年4月14日 8時) (携帯から) (レス) id: f41dbbcebd (このIDを非表示/違反報告)
あまぐり(天樂)(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます。更新サボってますけど、頑張ります。 (2015年3月21日 19時) (レス) id: 54bb5c37f6 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - やっとここまで読めました！オリジナルの小説初めてですが面白いですね！結構…いやかなり好きです！女子組可愛い……頑張ってくださいね！ (2015年3月20日 14時) (レス) id: 8850bc515f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまぐり(天樂) | 作成日時：2015年2月28日 21時
