信頼と裏切り (ページ4)

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第四話ページ4

貴女『わ、わぁ！？ご、ごめんね？つい……………』

三『だ、大丈夫です…………』

すると、冷やかすようにきり丸が三治郎を突いた。

き『おいおい三治郎～？嬉しそうな顔しやがって～！ﾆﾔﾆﾔ』

三『は、はぁ！？そんなんじゃないし!!!』←

貴女『？？？』←←

そうこうしているうちに、昼休みの終わりを告げるチャイムがなった。

庄『あ、そう言えば、今から学園長先生の思いつきで、学園中を掃除しなきゃいけないんだった！』

は組全員『あぁあ！忘れてたぁ!!』

すると、三治郎が、

三『じゃあ僕は、校庭掃除だから！』

もうすでに部屋の中には乱、きり、しんの三人と三治郎、そしてAしか居なくなっていた。

そして、三治郎が出ようとした瞬間

貴女『え！待って！私も校庭掃除だよ！』

三『えっ///』

乱きりしん『ﾆﾔｯ』

乱『それじゃあ、ワタシ達は教室掃除だから！』

き『あ、じゃあ、三治郎“が”掃除のこと、Aさんに教えてあげれば？？』

し『そーそー、三治郎〔が〕ね！』

貴女『そーだね！じゃあ、教えてもらおっかな♪』

三人(乱太郎、きり丸、しんべヱ)の考えを未だ理解していないAは、素直にそれを、受け止めた。

が、

三『ちょっ、三人ともぉ！////』←←

三人の作戦に気がついた三治郎は、かなり赤面していた。

乱『ほらほら、早く行かないと遅れちゃうよ～ﾆﾔﾆﾔ』

そして三人は二人を追い出す。

貴女『ど、どうしたのかなぁ？』

三『しっ、知りませーん。さ、行きましょうか！』

貴女『そうだね！ﾆｺｯ』

ーAと三治郎が教室を出て行ってから約三分後ー

乱『さーて。どうやって二人をくっつけますかぁ？』

き『どうがいいかなー？』

乱太郎きり丸しんべヱの三人は、コソコソとはなす。

し『あ、じゃあ、いっその事三治郎を告らせれば？』

乱『いや、それじゃだめなんだよー』

し『何で？』

き『Aさん、すごーく美人だから、他の上級生の先輩方も狙うかもしれないだろ？それでもし三治郎が告白して先輩方に目でもつけられてみろ。』

し『あー、そっかぁ……じゃあどうすれば……』