☆24話 ごめんね、ありがとう ページ33
朝目覚めると、昨日の渚からのメールを思い出す。
信じていいのか分からなくなりそうだ。
「準備しなきゃ」
そう呟くと、布団からサッと出て
準備を始める。
いつもの様にして家を出る。
いつもと同じはずなのに、
……何かが違う。
理由はわかっていた。
心のどこかで信じていた、渚や、カエデ、業に自分の前で
裏切られるのだろう。
そうだと思ってた。
放課後____
私は教科書の入ったカバンを持って公園に向かった。
渚たちはまだのようでいなかった。
更に公園にはちびっ子一人といない……。
少し寒気がした。
渚 「Aちゃん」
「……」
渚「来てくれたんだね。来てくれなかったらどうしようかと少し考えてたよ。」
「そりゃあ、呼ばれたからには行かなきゃ失礼でしょ?」
私は、本当は来たくなかった。
でも、やっぱり。
「それで、話って何?」
信じたくて。
カエデ「あのね、私たちはAが、姫ちゃんにあんな事する訳ないって思ってるの。」
そう優しく言うと、私を抱きしめて
カエデ「Aには私たちがいるよ?」
そう言われた。
頭の中が「ごめん」って言葉でいっぱいになった。
「うっ……カエデぇ……だいずぎぃ…グスっ」
また泣いてしまった。
弱いな、私は。
だから、いつまで経っても追いつけないのかな?
業「お前、泣きすぎだろ(笑)もっと俺達を頼れ!!」
そう言って頭をぐしゃぐしゃと撫でられた。
私は、また涙が溢れるだけだった。
───────────────┐
更新遅くなってすみません!!
誤字、脱字等がありましたらコメントお願いします。
確認はするのですがたまにきずかない事があったりするので……
では次回の更新でお会いしましょう!!
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無名(プロフ) - 十六夜月夜さん» 返信遅れてすみません。ご意見も交えながら構成を練っていこうと思います。ご意見ありがとうございます (2018年9月26日 22時) (レス) id: 727e26ce18 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - みかげさん» 返信遅れてすみません。ご指摘ありがとうございます。次の更新の時に修正しておきます。 (2018年9月26日 22時) (レス) id: 727e26ce18 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - わっち(元あんぱん)さん» 返信遅れてすみません。ありがとうございます。いい作品が作れるよう、頑張ります (2018年9月26日 22時) (レス) id: 727e26ce18 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - 律も味方に入れて欲しいです。彼女は録音とか出来そうだし...元々味方だったらすみません (2018年9月23日 11時) (レス) id: f9bc2076b3 (このIDを非表示/違反報告)
みかげ - 面白いんですけど、太宰さんは(私もですけど)芥川君のこと“芥川”じゃなくて“芥川君”って呼びますよ更新待ってます (2018年9月12日 19時) (レス) id: 9a6b1a518e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無名 ★k.sae☆ 月桜 雪夏(セツカ) | 作成日時:2016年10月12日 17時