第三話_貴女side_ ページ3
今日も平凡に一日が過ぎようとしている。
私はこう見えて一応巫女。
いつも山の奥深い所の社で掃除をしている。
設定には書いてなかったみたいだけど、
私は一人でも寂しくない。
てか、一人がいいし。
私はいつものように巫女の服に着替える。
そしてほうきを片手にちり取り持って外へ出る。
もうすぐお祭りかぁ…
この神社は山奥で古いけど、とても有名な社で、観光客とかたまに、来るの。
次の週の土曜日、年に一度のお祭りが開かれる。
屋台やらなんやらが出て、とっても五月蝿い。
でも、仕方ないか。
一通り仕事を終わらせ、縁側に腰を下ろす。
今日は風が冷たい。早く中に入らなくては…
そう思い、腰を上げようとした瞬間。
_ガサッ_
貴女『ッ!?』
あの木の影に、誰かいる……
貴女『誰?』
私はソコを見つめる。
?『はは、すみません、ちょっと迷っちゃって…』
すると、そこから緑色の忍者みたいな服を着た男の子が出てきた。
てか、忍者?この世の中に?
貴女『貴方、誰なの?』
私はほうきを構える。
?『そんなに警戒しないでよ…笑』
男は照れ臭そうに頭の後ろをかいた。
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作者名:ニューホライズン | 作成日時:2017年1月20日 15時