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戦闘狂 ページ40

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「わざわざアジトの外に出てすることって何?」

Aが眉をひそめて尋ねた。

ナイ『ネガティブ集めもEXP集めもしたくなんだったら____オレの戦闘用人形になるんだ』

Aは唖然として言葉を失ったが、ナイトメアは気にせずに淡々と言葉をつづけた。

ナイ『お前は臨機応変に動く力もあるし、魔力も高い。総合的な面でも。戦闘用人形として優れている。…オレが認めてやってるんだぞ?光栄だと思え。ノルマは午前中ぶっ続けで、それを毎日やること。休憩は無しだぞ』

ナイトメアがキッパリと、生き地獄のようなノルマを告げる。Aは完全に思考停止してナイトメアを見つめた。彼の言ったことが幻聴だと思いたい。

「……戦闘用人形になるってのは、ナイトメアが決めることじゃないよね」

Aは冷静に考えてからいう。すると、ナイトメアが幼子に言い聞かせるように、一言ひとことを強調して、ゆっくりと言葉の圧をかけてきた。

ナイ『Aは、オレの”所有物”だ。お前がオレの所有物である限り、戦闘用人形で在り続ける。どうだ?理解できたか?』

「一ミリもわからない」

Aは真顔で答える。

ナイ『ネガティブ集めのほうが良かったとは意外だなぁ』

ナイトメアは意地の悪いえみを浮かべ言い放ち、Aは腕を組んで考えに耽った。

どうする?どっちも最悪な選択肢であることは確かだ。…犠牲者が出ないことを配慮すると___________

「____わかった。ナイトメアの戦闘用人形になるよ」

Aがようやく観念して、しぶしぶ誓った。

ナイ『オレがお前を殺すことはないから安心しろ』

「”オレが”…?それってどういう____待ってよ!いきなり過ぎるって!!」

ナイトメアが不意打ちをしてきた。Aは慌てて、彼の攻撃に特化した、恐ろしく複雑なバリアを創る。

ナイ『たった一回しか戦ったことはないのに、もうオレの弱点を見つけたのか』

ナイトメアは愉快そうに嘲笑った。

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淡雪白猫(プロフ) - 愛奈さん» やべぇ!!本当だ!!!教えてくれてありがとぉぉ!!! (2023年4月12日 15時) (レス) id: bb5cde44b8 (このIDを非表示/違反報告)
愛奈(プロフ) - えっと…アジトの住民・続きの最初のエラー君のセリフがメア様のセリフになっちゃってますよ〜 (2023年4月11日 22時) (レス) @page8 id: 2d7acc8ff9 (このIDを非表示/違反報告)
フクウ(プロフ) - 淡雪白猫さん» 本人に認知してくれてたぁあ!!こちらこそ!いつも神作品見させてもらって感謝しかないです…! (2023年4月7日 15時) (レス) id: b43ff67e7b (このIDを非表示/違反報告)
淡雪白猫(プロフ) - フクウさん» 返信遅れました!描いてくれて本当にありがとう…(号泣) (2023年4月7日 14時) (レス) id: bb5cde44b8 (このIDを非表示/違反報告)
フクウ(プロフ) - 新アカのぺるさん» なるほど!!その手があったか…!!…そのファンアートだけ今度貼ろ…() (2023年4月6日 12時) (レス) id: b43ff67e7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:淡雪白猫 | 作成日時:2023年3月9日 19時

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