今日:15 hit、昨日:9 hit、合計:21,446 hit
小｜中｜大
お前に用がある ページ39
それからAが自室の中を漁っていると、使われていないノートを一冊発見。ナイトメアの悪口を、書く余白が無くなるまで書き殴った。
やがてノートをその辺に放り投げ、Aは勢いよくベッドに寝転がる。
＿＿＿＿今までのことを思い返すと、内容が濃い冒険をしてきたな…。初っ端から命狙われてる時点で何かが狂ってた。結果的にナイトメアが目をつけてくるとか、運が悪かったね。
クロスはAUのしばらく外出できないとか言ってた＿＿＿＿ある意味．かん．きん？
「早々に．かん．きんされるとは、何て嬉しいことなの。嬉しすぎて泣いちゃう」
皮肉をこめて呟くと、ぬるっとした何かが首筋を伝い、Aは驚きで飛び上がった。
ﾅｲ『．かん．きんとは骨聞きの悪い。しばらくはAUに行けないだけだろ』
ナイトメアがいつの間にか部屋にいた。猛烈なネガティブに惹かれたのか、例のノートを手に取る。
「それ読まない方がいいよ」
Aの忠告を無視して、ナイトメアはパラりとページをめくった。
ﾅｲ『殺されたいのか？』
「そもそも部屋入ってくんなエロダコ」
Aはしかめっ面で枕を投げつけたが、触手であっさりキャッチされた。
キレ気味のナイトメアに枕を投げ返される。さっき投げつけた何十倍もある力で顔面に直撃し、Aは顔をおさえて呻く。
「…？鈍器…？」
滝のように流れ出す鼻血に、Aが動揺する様子を見て、ナイトメアはせせら笑った。
ﾅｲ『オレはお前に急用があってこの部屋に来たんだ』
「鼻血止まるまで無理」
Aはとめどなく鼻血を流しているせいで、ふがふがと聞き取りにくい声だ。
ﾅｲ『ッチ。…治療法を教えるから大人しく従え。助けてやるのはお前に急用があるからだ。変な勘違いをするなよ？』
「そんなこと知ってるって。ナイトメアは自己中だもんｎ…うぇ…喉に血が流れてる……」
ﾅｲ『鼻血酷いのに喋んな』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
淡雪白猫(プロフ) - 愛奈さん» やべぇ！！本当だ！！！教えてくれてありがとぉぉ！！！ (2023年4月12日 15時) (
レス) id: bb5cde44b8 (このIDを非表示/違反報告)
愛奈(プロフ) - えっと…アジトの住民・続きの最初のエラー君のセリフがメア様のセリフになっちゃってますよ〜 (2023年4月11日 22時) (レス) @page8 id: 2d7acc8ff9 (このIDを非表示/違反報告)
フクウ(プロフ) - 淡雪白猫さん» 本人に認知してくれてたぁあ！！こちらこそ！いつも神作品見させてもらって感謝しかないです…！ (2023年4月7日 15時) (レス) id: b43ff67e7b (このIDを非表示/違反報告)
淡雪白猫(プロフ) - フクウさん» 返信遅れました！描いてくれて本当にありがとう…（号泣） (2023年4月7日 14時) (レス) id: bb5cde44b8 (このIDを非表示/違反報告)
フクウ(プロフ) - 新アカのぺるさん» なるほど！！その手があったか…！！…そのファンアートだけ今度貼ろ…() (2023年4月6日 12時) (レス) id: b43ff67e7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：淡雪白猫 | 作成日時：2023年3月9日 19時
