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救い主 ページ23



そこら中にエラーの青い糸が垂れ下がった空間に入った。

?『Aちゃん大丈夫!?エラーが居ないと思ったら…』

でっかい筆を背負った骨だ。両目は瞬きをするたびに星、丸、ひし形へと瞳孔の形が変化していて、タスキには色とりどりのインク瓶が取り付けてある。

「う、うん。助けてくれてありがとう」
Aは混乱しながらもお礼をいう。全く知らない骨だが、エラーの知り合いであることはわかった。

?『急に名前呼ばれてびっくりしたよね。エラーから君のことは聞いてたんだ。あとは僕に任せて此処から逃げて!』

彼は雑にインクをぶちまけると、その中にAを突き落とした。




ドンッッ




背中から勢いよく落ちたが、冷たい雪がクッションになって痛みはない。キラーに狙われた場所と酷似している。

彼はとても優しい骨だった。無事でいてくれるといいんだけど…。それにしてもナイトメアは理不尽すぎる。昨日は住ませるとか言ってたくせに、急に抹殺しようとしてくるなんて_____とんだモラハラタコだ。

「【自主規制】 【自主規制】 【自主規制】 【自主規制】 【自主規制】 【自主規」

?『…お前さん、そんな下品な言葉よく思いつくな。逆に感心するよ』

ぶつぶつとナイトメアを呪っていると、見覚えのあるスケルトンが声をかけてきた。水色のパーカーに黒いズボン、片手にはケチャップを持っている。Aは素早く立ち上がってスケルトンと向き合う。

このスケルトンは本家の…!私が下手に干渉したらまずいことになってしまう。

「サンズ、率直にいわせてもらうね。私はplayerの世界からきた人間で、AUの争いで偶然ここに飛ばされたの。危険だから私には関わらない方がいいよ」

Aがキッパリというと、サンズは警戒するような目つきで見据えてきた。


分岐点    →←お前は使えない



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淡雪白猫(プロフ) - 愛奈さん» やべぇ!!本当だ!!!教えてくれてありがとぉぉ!!! (2023年4月12日 15時) (レス) id: bb5cde44b8 (このIDを非表示/違反報告)
愛奈(プロフ) - えっと…アジトの住民・続きの最初のエラー君のセリフがメア様のセリフになっちゃってますよ〜 (2023年4月11日 22時) (レス) @page8 id: 2d7acc8ff9 (このIDを非表示/違反報告)
フクウ(プロフ) - 淡雪白猫さん» 本人に認知してくれてたぁあ!!こちらこそ!いつも神作品見させてもらって感謝しかないです…! (2023年4月7日 15時) (レス) id: b43ff67e7b (このIDを非表示/違反報告)
淡雪白猫(プロフ) - フクウさん» 返信遅れました!描いてくれて本当にありがとう…(号泣) (2023年4月7日 14時) (レス) id: bb5cde44b8 (このIDを非表示/違反報告)
フクウ(プロフ) - 新アカのぺるさん» なるほど!!その手があったか…!!…そのファンアートだけ今度貼ろ…() (2023年4月6日 12時) (レス) id: b43ff67e7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:淡雪白猫 | 作成日時:2023年3月9日 19時

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