今日:18 hit、昨日:9 hit、合計:21,449 hit
小｜中｜大
ピンチ ページ3
ｷﾗ『はい、到着〜』
キラーと手を離した。いつの間にか場所が変わっている。
「瞬間移動でもしたの・・・？」
Aはびっくりして辺りを見回した。
ｷﾗ『ピンポンピンポン、大正解〜！』
嬉しいことにここは雪が降っていない。とても自然豊かで、凍えた体に太陽の陽射しが染み渡る。
少し離れたところにはアジトらしき豪邸が建っていた。黒塗りの壁に緑の大きな扉で、大人っぽいデザインだ。
「そういえば名前教えてませんでした！私はAです。よろしくねキラーさん」
ｷﾗ『Aちゃん、こちらこそよろしくね！』
今までちゃん付けで呼ばれたことがないせいか、なんか変な感じがする。
「さっきアジトって言ってたけど、どんな仲間がいるの？」
ｷﾗ『ちょっと攻撃的な奴もいるけどAちゃんならきっと生存できるよ〜』
また初対面で殺されそうになるのだろうか。Aは寒気を感じた。
背後から黒い触手が伸び、素早くAを捕らえる。運が悪いことにも、その触手は首にしっかりと巻きついていた。
？『ニンゲンがここで何をしている』
この状況を楽しんでいるような声だ。シアン色の瞳をしたスケルトンが嗤っていた。威圧させるオーラを醸し出し、タコのような見た目だ。キラーも触手で縛られていた。口を塞がれ、必死に抗っている。しかしキラーの首は絞められていない。何となく察するに、このタコはアジトのボスのような存在だろう。
？『ほーぉ？随分と小賢しいガキだ』
触手の巻きつきが強くなる。とにかく苦しい。頭に血が溜まり、酸素が足りなくなってきた＿＿。
『お前の苦しみが嫌というほどわかるぞ・・・』くくっと、意地悪く笑う。
意識が遠のく。本当に死んでいいの？
＿＿＿＿＿＿タコなんかに殺されるもんか！！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
淡雪白猫(プロフ) - 愛奈さん» やべぇ！！本当だ！！！教えてくれてありがとぉぉ！！！ (2023年4月12日 15時) (
レス) id: bb5cde44b8 (このIDを非表示/違反報告)
愛奈(プロフ) - えっと…アジトの住民・続きの最初のエラー君のセリフがメア様のセリフになっちゃってますよ〜 (2023年4月11日 22時) (レス) @page8 id: 2d7acc8ff9 (このIDを非表示/違反報告)
フクウ(プロフ) - 淡雪白猫さん» 本人に認知してくれてたぁあ！！こちらこそ！いつも神作品見させてもらって感謝しかないです…！ (2023年4月7日 15時) (レス) id: b43ff67e7b (このIDを非表示/違反報告)
淡雪白猫(プロフ) - フクウさん» 返信遅れました！描いてくれて本当にありがとう…（号泣） (2023年4月7日 14時) (レス) id: bb5cde44b8 (このIDを非表示/違反報告)
フクウ(プロフ) - 新アカのぺるさん» なるほど！！その手があったか…！！…そのファンアートだけ今度貼ろ…() (2023年4月6日 12時) (レス) id: b43ff67e7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：淡雪白猫 | 作成日時：2023年3月9日 19時
