嬉しいけど、もとの世界に戻して！？！？【呪術廻戦】《完結》

降ろしたくない理由を教えてくれよ。 ページ41

．







棘君の呪言で伏黒と加茂さんが逃げる。

私の心も逃げてるよ(((殴







「いくら、」







これは急がないと、って意味かな、









「…………お、れ、に、……掴まれ」







私の手が勝手に棘君の服を掴む。

これはきっと棘君の呪言のせいだろう。









掴まれ、という呪言。

やった、推しの呪言なら一生解けなくてもいい！！









私が掴まったのと同時に、走るスピードが超速くなる。

今までわざと遅く走ってたって事？？








貴方はどれだけ足が速いのですか。









「ツナ、」







息切れしてない。

凄い、体力あるんだなぁ。







こんな重い私を抱えて速く走れるなんて、凄いなぁ。









『あ、伏黒と加茂さんいたよ、』





「しゃけ、」









屋根の上から飛び降りる棘君。

風が涼しい……じゃなくて。







なんで飛び降りてんの！？

いや、飛び降りるのはいいんだけども。









怖すぎる。

屋根の上って結構高さあったよ？？









棘君の身体能力羨ましい。









「大丈夫ですか？」




『伏黒〜、やっほー、』









「しゃけ、」





「急ごう、」









なんか私だけ話が噛み合ってない気がする。








『というか、棘君降ろして……』





最推しのお姫様抱っこはもう終わっていいよ。

いや、終わらないで欲しいけども。









流石に恥ずかしいってな。







「おかか、」









私走れるよ。

足でまといかもだけど。









『私重いし、走れるから』






「おーかーかー！！」









『ねぇ、伏黒、何で私は降ろしてもらえないの？？』





「知らない、でもきっと、狗巻先輩が降ろしたくない理由があるんだろ」








それで私が納得できるとでも？？

出来るわけねぇ、私を降ろしたくない理由って何だよ。







それ言われたら、私は足が遅いから、って理由しか頭に出ないよ？？









「そこを右に曲がるぞ、」






「しゃけ、」



「狗巻先輩、疲れてませんか？」









「おかか、」





平気だ、とキリッという顔をする棘君。

結婚しよ？？(((殴









『ねぇ、その先、……行き止まりじゃ…………、、』






アニメと原作読んでたからわかる。

若干の知識で悪いね。









でも、確かに、私たちが逃げてる方向は原作と違う方向。

その先は私たちが一度居た場所だから分かる。






その先は壁、行き止まりだ。







．

全くもって話が入ってこないですッ！！(((殴→←ちょっと待って私の心の準備がァァァ！！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す