どうも、劣等生です (ページ4)

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作文なんて嫌いページ4

教室にはゾムと俺しかいない

ゾムは珍しく静かだ
さっきまでずっと騒がしかったのに
どうしよ温度差で俺風邪引いちゃう!!

｢んー...｣

教室では先生が事前に出してくれた課題をやる
内容は本の感想文
それも皆知ってるドロロと言う本の作文だ

...ねぇ待って、この本絵本なんだが
俺今高二だよ(一応)

もしかして先生から見たら俺って小学生低学年なのか
これがほんとだったら俺けっこーヤバくない?

おっしゃ!!こーなったら、やるしかねぇや

｢だーあ!!!｣

zm｢うわぁ!?｣

もうつまんない

作文なんて嫌いだ
トントン帰って来て

zm｢お前急に叫んでどうしたん｣

｢作文が進まないんですぅー｣

原稿用紙半分しか書けてない
絵本の感想文とか難しいよ

別に小さい子が書くように文章書いていいなら別だけど流石にあと数年で成人の奴がこんなこと書いたら恥ずかしい

｢ゾムはなんて書いた?｣

zm｢こう書いた｣

そうやって見せてきたのは担任の先生_らっだぁ先生の悪口だ

｢...流石に仲悪すぎんか｣

これ絶対先生怒るな

zm｢どうや、どうや!｣

なんでゾムはそんなに自信満々で笑顔なんだよ