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面白いものは大好き ページ2
今日は晴天
洗濯物が乾きやすいわ
あ、母さんに洗濯機回しとけって言われてたんだ
どうしよ、家に帰れなくなっちゃったな
洗濯機はまた後でにして、多分練習場の方に居ると思うからそっち行ってみよ
雑草があっちこっちで好き勝手
たまたまタイツ履いてて良かった
残念なことに今日は運動着忘れちったから着替えられない
うわぁーすごいよ
鳥の鳴き声に混じって、刃物の物騒な音が聞こえるー
それも近づく度に音はでかくなる
こういうときってすごく入りづらい
もっと違う能力だったらいいのに
よっと、見えてきた見えてきた
ちょうどトントンがゾムと戦ってる
そこには大先生の姿は見えない
いつものことか
どうせ女漁りでもしてるのか
ちょっと観戦するか
あの二人の能力けっこー面倒なんだよな〜
ゾムは重力だったら重さ関係なく操れるし、トントンは自分の知ってる物の細かい部分まで分かってれば、その物をなんでも造り出すことができる
一言ですごいわ
俺の能力は触れた(人でもあり)能力の無効かだからな
誰かが俺に能力を使ったって意味がない
一瞬でシャボン玉みたいに弾けちゃう
だから面白くもないし、すごくもない
面白くないものは嫌いだ
だからこんな俺も嫌い
ヒュッ
｢うぉっと!?｣
ナイフがこちらまで飛んできた
髪が少し切れた
危ない危ない、もう少しで刺さりそうだ
これはトントンの命がブッ飛ぶな
ゾムが暴走する前に止めにいくか
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作者名：うなぎ太郎 | 作成日時：2022年2月1日 17時
