明日の朝君の笑顔を見れますか？ (ページ4)

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日常ページ4

＿＿放課後

キーンコーンカーンコーン

またチャイムが鳴り一日の学校生活の終わりを告げた

みんな各々やることを始める

部活に行く者

放課後友達と寄り道する者

帰宅部組 … etc ← はい主人公帰宅部組

( 廉も流星も部活か～、じゃあ今日は1人で帰ろうかな )

月曜日は流星も廉も部活なのだ。

流星はバレーボール部のエース

廉はサッカー部のキャプテンを務めている

そんな学園内でもモテモテでキラキラの男の子と一緒に登校したり下校したりするのが最近とても憂鬱だと思うこともしばしばある

だって私は帰宅部だし、みんなより光ってたりズバ抜けて出来るものもないし、

いつもネガティヴ思考になってしまう。

こんな悩み、流星にも廉にも言えるわけないけどね、

( よし、ポジティブに！！頑張ろ！！自分！ )

そう言い聞かせて下駄箱へ向かう

あ、やばい音楽の課題あるんだった .. 忘れてた、取りに戻らないと！！

忘れ物に気づいた私は小走りで音楽室へ向かう

音楽室の目の前に着くとドアが少し開いているのがわかった。中に誰かいるみたいだ。

ドアの隙間から中を覗く、

1目見た瞬間私は後ずさりした。

「っん、あぁ .. 違えってん、そこっん .. いい」

喘ぎ声が聞こえてくる、女の人と男の人の。

廉や流星とたまーにそういう話はしたことがあるが実際に見るのは初めてだった。

「ちっ、下手くそだな。もういい」

男の人が女の人の手を振り払いこっちに歩いてくるのが見えた

慌てて私は近くのロッカーの裏に隠れた

男の人の顔が見える、すごく整っていて茶髪と金髪が混ざったようなサラサラの髪の毛。

どこかで見覚えのある顔だった、

でもどこで見たのか思い出せない。

音楽の課題は明日持って帰ることにして

今日は家に帰った。