【文スト】クール系少女は敦と同じ孤児院出身です！

41.〃+オリジナル ページ41

Noside

網に掛かっていたのは新たな死体……

ではなく

太｢やぁ敦くん綺羅璃ちゃん。これは奇遇だね｣

2人の上司である太宰治だった

敦｢ま、また入水自､殺ですか？｣

太｢いや、1人で自､殺なんてもう古いよ敦くん｡

私は確信した。やはり死ぬなら美人との心中に限りる。

あぁ心中この甘美な響きそれに比べ一人この世を去る寂しさのなんと虚しい事だろう｡

という訳で、一緒に心中してくれる美女を只今募集中。

あっ綺羅璃ちゃんでも良いよ。きっと君はとても美しいだろうから｣

貴｢悪いけどもし死ぬなら1人で静かに死にたい派なので｣

さらっとお断りしてる綺羅璃に対し

太｢おや残念｣

反省の色を見せない太宰

敦｢えっ、じゃあ今日のこれは？｣

太｢フッ…これは単に、川を流れてただけ｣

貴｢あっじゃあ太宰さんの邪魔をしてしまったのですね？すみません。貴方だけ戻してもらいますね｣

太｢結構毒舌だね｣

貴｢？｣

太｢あっ無意識なんだね…ところで2人とも、こんな所で何してるの？｣

敦｢仕事ですけど｣

太｢仕事？何の？…

…

ななななんて事だ…

かくの如き華麗なご婦人が若き命を散らすとは…

悲嘆でこの胸が敗れそうだよ…

どうせなら私と心中してくれれば良かったのに…｣

貴(胸が敗れそうなら笑うなよ)

箕｢誰なんだ。あいつは｣

乱｢探偵社の同僚で、まぁああゆう男だ。｣

貴｢やっぱり川に戻してあげた方が良かったですかね？｣

敦｢綺羅璃ちゃん今日不機嫌？｣

貴｢？別に｣

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