【文スト】クール系少女は敦と同じ孤児院出身です！

40.〃+推理有り ページ40

Noside

?｢遅いぞ探偵社！｣

乱｢あれきみ誰？安井さんは？｣

箕｢俺は箕浦。安井の後任だ。本件はうちの課が仕切ることになった。よって貴様と探偵社はもう不要だ｣

貴(じゃあ遅いぞとか言うなよ)

乱｢莫迦だなぁ。この世の難事件は須く名探偵の仕切りに決まってるだろう？｣

箕｢今日は探偵になど頼らない。殺されたのは俺の部下だからな｣

ﾊﾞｻｯ

江｢ご婦人か…｣

乱歩の様子を見て、綺羅璃も手を合わせる

?｢今朝、川に流されているところを発見されました｣

箕｢胸部を銃で3発、殺害現場も時刻も不明。弾丸すら発見出来ない。｣

江｢犯人の目星は？｣

箕｢分からん。職場での様を見ていた限りでは、特定の交際相手もいないようだ｣

その話を聞きながら、綺羅璃は遺体をゆっくりと注意深く眺める

貴(この腕時計結構なブランド品だな…自分用に買うような代物じゃない…

しかもこの人化粧もしていない上に私服だ…しかも損壊から見るに昨日くらい昨日は平日だから…早朝くらいで…

太宰さんは最低でも襲撃された後に川に入ったから…

あの造船所跡地だなあの辺で人が殺せて直ぐに川に流せるのはあの辺だからな)

江｢それってさぁ、何も判ってないって云わない？｣

箕｢だからこそ、素人あがりの探偵などに任せられん｣

警｢おぉーい！網に何か掛かったぞ！｣

敦｢何です？あれ｣

?｢証拠が流れていないか川に網を張って調べているのですが…｣

警｢人だ。人が掛かってるぞ！｣

箕｢何っ！｣

敦｢まさか第2の被害者？｣

貴｢…何か嫌な予感がするんですが。川っていう時点で｣

乱｢奇遇だね、僕もだ。川っていう時点で｣

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