【文スト】クール系少女は敦と同じ孤児院出身です！

31.〃 ページ31

貴方side

芥｢気絶したか…ならば後は連れて戻るのみ。

樋口、其奴を連れて戻るぞ｣

樋｢はい。芥川先輩｣

貴｢…させねぇ｣

樋｢！貴女、死にたいのですか？｣

貴｢死んでも構わねぇよ。

此奴がちゃんと、俺が居なくてもしっかりと生きていける場所が見付かるまで迄、此奴は俺が守る｣

芥｢貴様の様な小娘が命をかけるようなものでは無いと思うが？｣

貴｢命をかけて当然だ。

守りたいものを命をかけて守り抜く…これの何処が可笑しい？｣

芥｢意味が分からぬ。

だが、その理論で行くとするならば、僕は命に従う迄！｣

！来る！

ｶﾞｼｬﾝ

芥｢何だと！｣

中島！

ｸﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙ ｶﾞｵｳ

樋｢右足が再生した!?｣

ｶﾞｵｵｵｵｵｳ ｶﾞｵｳｯ

芥｢そう来なくては！｣

樋｢あっｸｯ芥川先輩！｣

芥｢下がっていろ樋口！｣

ｶﾞｼｬﾝ ｶﾞｵｳｯ

芥｢何!?｣

樋｢先輩！おのれぇぇぇぇ！｣

ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

樋｢銃弾が通らない！｣

ｶﾞｵｳｯ

樋｢ﾋｨｯ｣

芥｢羅生門…顎！｣

させるかよ！

ｸﾞｼｬｧ ﾄﾞ-ﾝ

芥｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…生け捕りの筈が…｣

ｻｰｯ

芥｢これは！今斬り裂いたのは虚像か！では！…！羅生門…叢！｣

ｸﾞｵｳｯ ｶﾞｳｯ

拙い！

32.〃+オリジナル→←30.〃

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す