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その日を境に 私の生活は前とは考えられないほど忙しい。
さっそく、新聞やニュースでは
『EXILEの信念を受け継ぐ後輩グループ3JSBに女性メンバーが新加入!!』
と大きく取り上げられた。
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『うぅー、疲れた。』
やっと 今日の仕事を終え 事務所のソファーで ぐでっとする。
哲「お、Aだ。お疲れ様!」
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哲也さんはお父さんと仲が良かったらしく 昔からの知り合い。
一人っ子の私は 哲也さんの事を勝手にだけど お兄ちゃんのような存在だと
思っている。
実際 このオーディションを教えてくれたのも 哲也さん。
そう考えると 私にとって 彼は 命の恩人。なのかもしれない。なんて
、
『哲也さんー、お久しぶりです
わたし こんなに忙しい日、高校受験の1日前以来です。つかれました。』
哲「あははっ。もう、すぐにこの環境にも慣れてくるよ。
それまでは とことんEXILEメンバーとか 三代目メンバーにたよりなさい。笑
もちろん 俺にも、ね。」
「哲也さんは 私の役に立つかなぁー。』なんて冗談を言ってみる。
でもそんなのはもちろん うそ。 私は 哲也さんだけじゃなく たくさんの人に
支えられて生きている。
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――だから次は 私の「歌」でみんなに勇気、とか 希望、とかを
与えていける人間になりたい。なんて思ってる。
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…ちょっと 照れくさいけど、ね。
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作者名:抹茶きなこ | 作成日時:2015年11月27日 22時