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、
EXILE TRIBE 名義での曲のリリースが決まってから 数日。
そのための準備は着々と進められていき、目まぐるしい。
GENEとのコラボということもあり、いつも以上に気が抜けない日々。
―そんな私を和ませようとして現れた男。
、
「よっ、久しぶり A。 …でもないか。元気?」
土田 哲也。
『あー、オツカレサマデス。』
哲「あれ。気持ちがこもってない。はいもう一度。」
こんなに 面倒くさい人だったか。とため息がこぼれる。
『…お疲れ様です!!!』
哲「ごうかーーーーく!…で、どうしたの?」
どうしたの。と、真顔で聞かれても大してあなたに用はない。
というか あなたから話しかけてきたんでしょ。
そんなことを言うと またぐちぐち面倒くさそうなので手短に。ね
『いや GENEさんとコラボで忙しくて。
そういうわけで もう行きますね。』
最近ろくに睡眠がとれていない。休憩時間すら 分単位の生活。
若いといっても からだは正直で前よりふらつくことが増えた気がする。
―それでも ファンの皆様に、メンバーに迷惑をかけないように。
、
できることは 全力で。
哲「…」
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作者名:抹茶きなこ | 作成日時:2015年11月27日 22時