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84話*収まる ページ8

「今まで愛情のあげかたわからなかっただけだったんだね〜」

「でもAちゃんとお母さんが仲直りして良かった」

「…お騒がせしました」

「いつもお邪魔してるみたいで…すいません」

「いいんです。妹できたみたいで嬉しいし」

「おばちゃんも今度おいでよ」

「いつかね。それと、おばちゃんじゃなくて、愛子です」

「ごめんなさい」

「…授業参観終わっちゃったね…」

「次は三者面談だから早く行かないと!」

「ちょっ…」

三郎はAの手を引いて走る。

それを愛子と一郎はそれを見送る。









「私のかわりにあの子に愛情をあげてくれてありがとうございました」

「いえいえ…。それより恋人は?」

「すぐに別れました」

「良かった」

「私の彼氏候補になりたいんですか?」

「そういうわけじゃないんですけど…

 クリスマスの時、会ったんですよね?」

「ええ…」

「あのときAちゃんセクハラされたみたいなんです」

「ええっ!?」

「なので、恋人ができたときはちゃんと見てあげてください」

「気をつけるわ」

「こういう事話したのも内緒で…」

「わかったわ」









舞賀家の本日の夕食…からあげ


「ついにAちゃんのお母さん公認だね」

「…これで堂々と泊まりにいけます」

「お泊りは堂々としちゃダメかな…」


「それより…三郎さんどうでした?」

「山風高校は今の成績じゃ難しいって…」

「同じところ行くんだ」

「だってあそこコースの種類が豊富で、医学コースがあったんだもん」

「…ほかにも美術コースや、体育コース、進学コース、芸能コース、などなど…

 まだまだあります」

「ちなみに俺は美術コースの特待生」

そう言いながら手を上げる一郎

「詳しいね〜Aちゃんもそこ受けるの?」

「…はい。医学コースの特待生目指します」

「あれ?進学コースじゃないの?」

「…折角なら何か知識を得たいじゃないですか」

「なるほど…医学コースの特待生なら学年1位取るつもりで頑張らないと」

「なんなら全国1位とか」

「…それは無理です」

「まあ、2人とも自分のペースで頑張れよ」

「うん!」

「…はい」









「ふわぁ…」

「三郎、こたつで寝るなよ」

「ふぁーい…」

「お風呂空いたぞー」

「じゃあ次俺が入るね」









三郎はこたつの中で眠り

二郎は風呂

双子は宿題をするため自室

Aはソファーに座りテレビを見る

その横に一郎が座った。




「あの…」

85話*甘えよう!→←83話*親子



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(プロフ) - 智桜さん» ありがとうございます。頑張ります。 (2014年4月13日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)
智桜(プロフ) - 鈴さん» いえいえ(ノ´∀`*)急かしてる訳では…(笑)鈴さんのペースで大丈夫です♪ (2014年4月13日 22時) (レス) id: bcd919534d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 智桜さん» コメントありがとうございます。そろそろ更新しないとですよね。 (2014年4月13日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)
智桜(プロフ) - 鈴さんはじめまして(*´ω`*)舞賀家いいですね♪すごく和むしドキドキしちゃいます(笑)更新、応援してますね♪ (2014年4月13日 22時) (レス) id: bcd919534d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 山田さん» 友達の件とコメント本当にありがとうございます!嬉しくて嬉しくて… (2014年2月17日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十五 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php  
作成日時:2013年12月4日 20時

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