９７話＊突然の展開 ページ21
「どこ行ってたの！?」
「あの人たちは誰なんですか！?」
「何にもされてない！?」
「大丈夫なの！?怪我とか色々…まさか犯罪に巻き込まれてるんじゃ…！?」
「すべて正直に話しなさい」
舞賀兄弟に囲まれているA
「…話しますよ。全部」
Aはゆっくり口を開いた。
.
「…実は１週間前、母が休みの日の夜中
…母がアパートの外でスーツを着た知らない男の人たちと
話してるのを見て、気になって…。
…朝、夜中どこに行ってたか聞いてみたらコンビニって嘘つかれました。
それで昨日、校門のところに同じ人たちがいて、気になったのでついて行きました」
「ちょっと待って…それでも怪しさ十分だったのにどうしてついていくかな…」
「…大丈夫なのわかってましたから」
「でも！殺されちゃったらどうするの！?」
「…殺されませんよ」
「その自信どっからくるんですか」
「で、何があったの?」
そう言うのはいつもと違って顔が少し険しい一郎
「あーらら…一郎さん怒ってますね」
「俺知らない…」
「…心配かけてすいませんでした」
「本当だよ…」
「…でも、もう大丈夫ですから」
Aは立ち上がる。
「…もう来ませんから」
「え?」
「…ついでに言うと学校も転校します」
「は?」
「…沢山沢山お世話になりました」
「ちょっと…」
「…皆さんには感謝しきれません」
「何勝手なこと言って…」
「…さようなら」
パシッ
Aの腕をつかむ一郎
「…離してください」
「理由話すまで離さない」
「…それは言えません」
「じゃあ離さない」
「…セクハラで訴えますよ」
「訴えてもいいよ」
「っ……！」
Aは無理やり振りほどこうとするが、
一郎の力が強く振りほどけない。
「………………」
すると、突然一郎の後方を指差すA
「…あんなところに大きなマグロが…！！」
(こんなのでだまされるわけ…)
「え！?どこ！?」
Aが指差した後方を見る一郎
「だまされた！！」
その隙に逃げたA
「あ！！」
「普通あれでだまされませんよ…」
「あんな嘘にもだまされる一郎くんもマキシマムキュート…」
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鈴(プロフ) - 智桜さん» ありがとうございます。頑張ります。 (2014年4月13日 22時) (
レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)
智桜(プロフ) - 鈴さん» いえいえ(ﾉ´∀｀*)急かしてる訳では…(笑)鈴さんのペースで大丈夫です♪ (2014年4月13日 22時) (レス) id: bcd919534d (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 智桜さん» コメントありがとうございます。そろそろ更新しないとですよね。 (2014年4月13日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)
智桜(プロフ) - 鈴さんはじめまして(*´ω`*)舞賀家いいですね♪すごく和むしドキドキしちゃいます（笑）更新、応援してますね♪ (2014年4月13日 22時) (レス) id: bcd919534d (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 山田さん» 友達の件とコメント本当にありがとうございます！嬉しくて嬉しくて… (2014年2月17日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十五
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2013年12月4日 20時
