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92話*ドッペルゲンガー!?その3 ページ16

病院内で三郎を探すAと四郎



「いないですねー」

「…広すぎ」

「とりあえずそこのナースに聞いてみましょう」


2人は近くのナースに近づく


「…すいません。アホ面であひゃあひゃ言ってる中学生男子見ませんでしたか?」

「え…?」

「それだけじゃ足りねぇよバカ。風邪引いてるけどバカみたいにテンション高くて、

 多分からあげ食いたいとか呟いてると思います」

「…そっちの意味わかんない」


「そっちこそなんですか。確かに三郎さんはアホ面であひゃあひゃ言ってて、

 うざくて、バカで、スケベで、バカみたいに優しくて、マヌケで
 
 超スーパーミラクルトラブルメーカーボーイだけど人間なんですよ」


「…すごい言いよう。あとさり気なくデレいれたね」

「なんのことですか」

「…あと、マヌケなフレーズが似合うのは二郎先輩」

「それもそうですね」

「あの……」


「まあ、アホ面であひゃあひゃ言ってて、うざい程テンション高くて、

 バカでスケベだけど優しくてからあげが好きな

 超スーパーミラクルトラブルメーカーボーイな中学生男子見ませんでしたか?」


「み、見てませんね…」

「…じゃあ行こう」


Aと四郎はその場を離れる。



(なんだったんだ…)

そのナースの横をある人物が通過する。


「あ!波多野先生!!」

ナースはその人物を見てそう呼びかけるが、

その人物は反応することなく行ってしまった。


「波多野先生…?」









「あれー?ここどこだろう?」

その人物は、今日一緒にここに来た人物たちを探す。


「うーん…四郎がゲームに夢中で俺のこと無視するから、

 ただ待ってるの暇だから病院内の探検を始めたけど…

 迷子になっちゃった☆あひゃひゃ!」


「あー!!町医者!!」


突然の大きな声に三郎はビクッと体が跳ねる。



「何やってんだ!午後の診察始まるぞ!!」

「え?え?」

そしてつかまれる自分の腕に戸惑う三郎


「あれ?お前いつ着替えたんだ?まあいい!行くぞ」

「えっ!ちょおぉおおぉおおおぉおお!!!」


三郎は引きずられて行った。

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(プロフ) - 智桜さん» ありがとうございます。頑張ります。 (2014年4月13日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)
智桜(プロフ) - 鈴さん» いえいえ(ノ´∀`*)急かしてる訳では…(笑)鈴さんのペースで大丈夫です♪ (2014年4月13日 22時) (レス) id: bcd919534d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 智桜さん» コメントありがとうございます。そろそろ更新しないとですよね。 (2014年4月13日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)
智桜(プロフ) - 鈴さんはじめまして(*´ω`*)舞賀家いいですね♪すごく和むしドキドキしちゃいます(笑)更新、応援してますね♪ (2014年4月13日 22時) (レス) id: bcd919534d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 山田さん» 友達の件とコメント本当にありがとうございます!嬉しくて嬉しくて… (2014年2月17日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十五 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php  
作成日時:2013年12月4日 20時

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