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87話*か、彼女だと!?その2 ページ11

ー学校ー

Aは昼休み、委員会の仕事から帰っていると…

なにやらコソコソしている四郎

「…何してるの?」

Aが声をかけると…

「わっ…」

四郎に腕を引っ張られ、床に座り込む

「…何するの!」

「シーッ!」

四郎は窓の外を指差す

Aは窓からチラッと外を見ると…


なんと中庭で五郎が女の子といた。


「…彼女?」

「多分…」

「…結構可愛い」

「ばかっ!立ったらバレるでしょーが!」

Aは再び床に座らされる

「…何してるんだろう」

「どうやらしゃべっているだけみたいですよ」

「…少女マンガだと2人は良いムードになって…」

「貴女少女マンガなんか読むんですか?」

「…たまに立ち読みできる本屋で」

「というか良いムードにさせませんから!なりそうになったら私がどんな手を使ってでも

 邪魔してやります!」

「…五郎くんの恋路邪魔したらダメだよ」

「貴女に何がわかるんですか!五郎くんに彼女なんてまだ早いんです!」

「…あ、校舎に戻ってくる」

そこで昼休み終了のチャイムが鳴る


「…これで五郎くんに彼女いるってことがわかったね…」

「どうやったら別れるでしょうか…」

「…最低」

「なんとでも言いなさい」









ー日曜日ー

「…こんにちは」

「いらっしゃい」

「…五郎くん。今日はクッキーを作りたいと思ってるんだけど…」

「ごめん!俺今日出かけるんだ」

「…そうなんだ。わかった」

「また今度作ろうね!」

「…うん」

そう言って五郎は家を出た。


それから数分後、サングラスをした四郎が出かけようとしている

「…コソコソと何してるの?」

「五郎くんの後を追いかけるんです!彼女とデートかもしれませんからね…」

「…邪魔するの?邪魔するなら私はお前の邪魔をする」

「邪魔なんてしませんよ。五郎くんを見守るだけです」

「…私も行きたい」

「どうしてですか?」




「…少女マンガみたいな展開が見れるかもだから」









二人して怪しいサングラスをかけ、五郎を尾行する。


「…なんだか楽しくなってきた」

「こっちは楽しくないですけどね」

88話*か、彼女だと!?その3→←86話*か、彼女だと!?



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(プロフ) - 智桜さん» ありがとうございます。頑張ります。 (2014年4月13日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)
智桜(プロフ) - 鈴さん» いえいえ(ノ´∀`*)急かしてる訳では…(笑)鈴さんのペースで大丈夫です♪ (2014年4月13日 22時) (レス) id: bcd919534d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 智桜さん» コメントありがとうございます。そろそろ更新しないとですよね。 (2014年4月13日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)
智桜(プロフ) - 鈴さんはじめまして(*´ω`*)舞賀家いいですね♪すごく和むしドキドキしちゃいます(笑)更新、応援してますね♪ (2014年4月13日 22時) (レス) id: bcd919534d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 山田さん» 友達の件とコメント本当にありがとうございます!嬉しくて嬉しくて… (2014年2月17日 22時) (レス) id: d6478b06fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十五 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php  
作成日時:2013年12月4日 20時

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