きょうだい。 ページ7
no-side
(コンコン)
「失礼致します。」
いつものようにやってくるフィン。
『ふわぁぁ、、。おはよう。』
と、あくびをしながら挨拶をするA。
「本日は2日目ですね。また、面白いことがあるといいですね」
『えぇ、じゃあ私は用意をするわ。』
「かしこまりました。」
そして部屋を出るフィン。
それが合図のように。
『もー!!やぁぁだぁぁ!今日も私デビ可愛!学校が楽しみね!気合い入れなきゃ!』
「「「仕事頑張ろ。」」」
みんなのスイッチが入るのだ。
〜食処〜
『あら、お兄様、お姉様。おはようございます。』
そう。この女にもきょうだいがいたのだ。
一人っ子だと思っていた方もいると思うが、実は、こんな性格をしていてもきょうだいはいた!
「あぁ、おはよう。今日も可愛いな」
「おはようA。私の頬にキスをしてちょうだい。」
この人達こそ兄のルシア、そして姉のケルシーだ。
そして、この人たちもまさに
「「はぁ。今日も我らの妹最高。」」
[シスコンなのだ!]
「ところで、入学式はどうだったのだ。」
『ものすっごく楽しかったですわ!!!』
と、キラキラした目で兄を見たので
(あ、召されるかも)
と思う、ルシア。
「いい男はいたのかしら。」
『はい!沢山!』
だいぶなシスコンだが。家系能力が魅了なだけあって恋愛にはガバガバなのだ。
「そうか。それなら安心できるな」
「えぇ、そうねお兄様。」
頑張りなさいと二人に微笑みかけられたAは
『はい!!!』
と、満面な笑みで返したのだ
((あ、、、むり、、かわいい、、、、!!!!))
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ