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＃９ ページ9
Aside
「今日はよろしく」
「こちらこそ！」
あがってあがってーと言うユウに促されてオンボロ寮に入る。
「中またきれいになってんね」
前よりも清潔、かつスッキリした室内を見回して言う。
「ホント？よっしゃ！少しずつきれいにしてんの」
「やっぱり？ユウってそういう所あるよね」
「え、なん、悪口？笑」
褒めたつもりだった
「いや、自分と違ってきれい好きでいいなって」
「Aもわりかしきれい好きじゃん？」
「いやいや、彼氏によく笑われ…あ゛」
表情が固まる。
対するユウの表情はみるみるにやけ始める。
「A、さん？」
「ハイ」
「墓穴彫りました？」
「黙秘、で」
ユウをちらっと見る。
コイツ、楽しそうにしやがって…
「彼氏さん、見せて？」
「…後に、シマセンカ？」
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作者名：ぬぬぬ | 作成日時：2023年7月8日 18時
