引越し先の隣の家はイケメンの家【赤】 (ページ19)

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第十六章【今までのこと全て伝えます】ページ19

『実はですね、私中学生の頃からいじめ？をされていて

　私は不登校になったんです

　いじめの理由は私の母と妹が直ぐに手を出すような人だったからです

　

　なんか“お前の母さんも手ェ出してるし俺らも出していいよな？”とか

　妹の友達に“私の友達をいじめたらしいですね？やり返しますね”とか言われて

　実際妹にそんなことしたことなくって理不尽に嫌われてたんですよね

　妹に。勉強できて運動できるから少しでもいやな性格って思わせようとしていたんだと思います
　

　それで父が丁度離れたところに仕事があるから行くってなったんですよね

　それに私はついていきました

　その時はまだよかった。父は優しいし
　

　でもつい最近父がﾀﾋんでしまったんですよね

　だから私は戻らざるおえなくなった

　その時妹が“苺坂市に引っ越したい”とか言い出して
　

　それでここに昨日来て今日の朝窓で莉犬さんと会って

　その後挨拶に行って妹に“なんで気に入られてんの？”

　みたいなの言って追い出してきたんですよね

　それでもう意識が飛んで今に至ります』

り「そんなことがあったんだ…(泣)」

る「大変でしたよね」

こ「もう僕たちがいるから大丈夫だよ」

さ「愛莉…許さん！」

？？

愛莉？？

名前言ってないよね…

『な、んで？妹の名前を？』

さ「彼女だから」

『えっ…愛莉はこの顔面国宝様と付き合っていたってことですか？？』

さ「まぁ一応半分無理矢理だけど」

『無理やり…』

無理矢理付き合ったってこと…

サイテーだな

『私の妹がすみません』

さ「いいよ！でも今からちょっとズタボロにするわ」

こ「イケイケーー！！」

ﾌﾟﾙﾙﾙ

〈もしもし♡さぁくんどおしたのぉ♡〉

さ「お前さその喋り方キモいんだけど別れよ」

こ「wwwwww」

『ww、wwwww』

〈えっ何言ってんの？？またまたご冗談をぉ♡〉

さ「お前のお姉ちゃんから聞いたから

　暴力ぶりっ子女が」

〈は？〉

ｶﾁｬ

る「wwwさとみくんよかったですよ！」

『なんかスッキリしました！！』

さ「最後のは？なんかぶりっ子のかけらもないよな」

こ「確かに」

『いつもぶりっ子じゃないですよ？』

さ「猫？かぶってたってことか」

『そうなりますね』

さ「きっっっっつっしょ」

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