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コツンとペットボトルで叩かれる頭。
「疲れた気な顔やな」
「仁菜」
お昼休み、芝生の上で体育座りをして、青空を見上げていた。
「疲れてなんかないよ」
「元気なさすぎ」
ジュースを私に投げて、仁菜も隣に座る。
「古謝がおらんだけで、普通そんなならへんで？」
「んー」
普通、やないんかな、私。
プシュッとキャップを開けて、一口飲む。
甘くて、冷たい。
「那伊留は、いつも一緒におってくれたから、生活の一部やってん」
「まあね」
「せやから那伊留がおらんくなると、できひんことばっかで」
すっごく綺麗な空なのに、私の言うこと全部ジメジメしとる。
梅雨みたいで、なんか嫌やな。
「今回、古謝がおらんくなって、はじめて知ったんやね、そのこと」
「おん…改めて気づくとやっぱりしんどいもんなんやなって思う」
高校生にもなって、幼なじみに頼ってばっかでええのかな。
一人立ちせな、アカンよな。
「あ、ラインや」
横に置いたスマホにメッセージが届いた。
「古謝？」
「…んーん。バイト先の人」
「あーそっか」
那伊留やなくて残念。
そんな気持ちもうっすらどこかに持ちながらメッセージを開く。
【今日、定休日やけど、料理するか？】
…料理ってなんやったっけ、
「…あ！忘れてた！！」
「うっさ」
相変わらずクールな対応をみせる仁菜。
そやったそやった。那伊留のおらん間に料理作る約束したんや。
【する！する！教えて！】
「バイト先の人に浮気？」
笑いながら聞いてくる。
あほか。って突っ込んで、久しぶりに笑った。
【パスタ作る！】
残り2日。
少しでも成長せな。
.
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えいみ(プロフ) - 涙花。さん» 待ちます待ちます！！！ (2017年7月9日 15時) (
レス) id: 98fff2d12b (このIDを非表示/違反報告)
涙花。(プロフ) - えいみさん» fin.にしていますが実はまだまだ書くつもりですのでお待ち頂ければありがたいです、！ (2017年7月9日 0時) (レス) id: f3e5fdec58 (このIDを非表示/違反報告)
えいみ(プロフ) - 終わっちゃったー！！！ビックリしました！ (2017年7月8日 8時) (レス) id: 98fff2d12b (このIDを非表示/違反報告)
えいみ(プロフ) - 涙花。さん» いえいえ、これからも頑張ってください！ (2017年7月6日 20時) (レス) id: 98fff2d12b (このIDを非表示/違反報告)
涙花。 - えいみさん» レス共に更新、遅くなり誠に申し訳ありません。素敵なコメントありがとうございます(^^) きゅんとなる純粋なお話にすることが第一目標でしたのでそういっていただけ嬉しい限りです。 (2017年7月4日 22時) (レス) id: 3f199a5903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙花。 | 作成日時：2017年3月10日 7時
