歌い手達が拾った幼女はちょー可愛がられています…*

番外編＊仕事＊ ページ45

Aside



今日はみんな怒ってるみたいです…ずっとパソコンとにらめっこしてて、怖い顔してます…


1人は寂しくてみんなに話しかけてみます！



『そらるさん！あのね！』


そ「ごめん、今日忙しい。」


『まふ！』


ま「今編集あるからあっちで遊んでて…」


『うらたん、さかたん…！』


う「坂田ー、これ頼む」


坂「はーい！」


『あ、あまちゅ、公園行きたい…』


天「今忙しいから後でね」


『まーしぃ、センラマン…』


志「…(イヤホンしてる)」


セ「あー、ごめんな…」


『歌詞くん…もお仕事…』


こんなに放っておかれるのが悲しくてそれでも、邪魔しちゃいけない！そう思って1人で公園に行くことにした。


公園には誰もいない。貸切！なんて笑うけど実際流れてくる涙は止まらない。


ブランコに乗りながら涙を何度も拭った。


そーいえば、るすすん、居なかった。きっとXYZの人とお仕事かな…




luz side



XYZの打ち合わせをしている。今回来ているのは空いてる人だけ。次のライブの演出をメインに話を進める。


不意に時間を見ると3時間近く居たらしい。そろそろ帰ってAちゃんと遊ぼうかなと思う。


可愛ええ。ほんとに可愛ええ。スマホの画面もAちゃんだからめっちゃ癒される。早く遊びたい。最近、みんなはAちゃんと遊ぶ時間が少ない気がする。また寂しそうな顔をしている。


とりあえず、また何かあったら、と思うと"先にあがります"と言い、家を出た。



E「あれ、luzくん？」


る「あ、EveとSou！」


S「luzくん、Aちゃんって家にいるんだよね…？さっきAちゃんっぽい後ろ姿が公園に居て…」


E「さすがに違うと思って来たんですけど…」


る「じゃあ俺が行って来る！ありがとな！」



絶対Aちゃんだ。あの時と同じ勘が働いた。走って公園に行く。


ブランコで泣いているような女の子が寂しく座っていた。


振り向くとやっぱりAちゃんで、驚いた顔をしながら抱きついてくる。


これはそらるさん達を懲らしめるしかないんやな、と思うと電話をする。



"2人なんですけど、泊まれますか？今日から3日ぐらいです。"

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