開花 ページ12
Aside
『きれい…！！そらるしゃんっ！そらるしゃんっっ！！』
志「ははっ、はしゃぎすぎやって。」
そ「はいはい。落ち着こうね。」
『はぁーい！！』
ご飯を買った後、空を見ながらゆっくりと歩き、やっと公園についた。ご飯を食べながら桜を見てそらるさんを呼ぶ。それを繰り返していた。
私は初めてみる夜桜というやつに目を奪われた。何度見ても綺麗で見とれてしまうほど、美しかった。
さ「それにしても…今までの中で一番綺麗やな！」
ま「あ！それ僕も思いました！」
う「確かにな。」
そ「そりゃぁ、お前ら、Aが居るからに決まってんだろ。」どやぁ
天「ふっ、そうですね！」
セ「中々面白いですね〜」
私の話で盛り上がっているようでよかった、と思いながら桜のトンネルのような場所を見つけた。
『入ってみよっ！』
そこに入ると不思議な感覚に襲われた。
今までの思い出が開花し、それを眺めているような、綺麗で眩しいような、そんなものを見ているような感覚だった。
もう少し先に行き、そっ、と桜の花びらに触れるとあの日、あのとき、あの場所…私が拾われた日のことを思い出した。
それは夜で星がいっぱいで、近くに桜が咲いていた。今の光景と重なった瞬間だった。
私が拾われた日が、奇跡的で、楽しくて、笑顔になれて、幸せな…一つの思い出として開花した。
そして、桜のトンネルを抜けると後ろを振り向き、月と星でさらに着飾られ、不思議な光を放つ、桜を見る。
少し前まで雨が降っていたのか水溜まりが一つあった。覗きこむとエメラルドのような目を揺らしながらいる、自分がいた。
じっと見た後、すぐにそらるさんのところに戻った。
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紅華 - コメント失礼します。莉犬くんの一人称"僕"じゃなくて"俺"です。そこがやっぱり気になっちゃって（＞人＜） (2019年10月10日 21時) (
レス) id: bbc4110774 (このIDを非表示/違反報告)
秋原カエデ - 面白い！笑っちゃう時もあるし、ドキドキする時もある。てかこれ程アンチを潰したいと思ったことないです(真顔) (2019年8月8日 23時) (レス) id: bda1ec34af (このIDを非表示/違反報告)
でんぷん糊 - すみません、Eve君の一人称は俺じゃなくて、僕です。 (2019年5月29日 22時) (レス) id: 54b9eda35c (このIDを非表示/違反報告)
ほわほわセンラー(プロフ) - 面白いですね(*^_^*) (2018年8月25日 0時) (レス) id: f570358587 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - 高く〜のところひとりで笑ってしまいましたトイレットペーパーのところも面白かったですこれからも頑張ってください (2018年8月22日 2時) (レス) id: 938ccee61b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2018年5月20日 23時
