世界平和と悪逆無道【黒い混沌、白い平和。 派生作品】

17話● ページ21

自分は今、結構大変な状況ですね

意外と第一近接部隊隊長さんは強いみたいです


『…あの、ゾムさん。そっちの方と第一近接部隊隊長さん…交換してくれません？』

「えー？おもんないなぁ。こんままでええやろ！俺はお前が死んでも別にいいし」

『ゾムさん貴方人の命をなんだと思ってるんですか自分だって人間ですよ人は生きてて当たり前なんですよ今まで誰に育てられてきたんですか人ですよね？じゃあ人のこと悪く言わないでください』

「え、急に怖いんだけど！怒ったらこうなるの！？俺怒ったこいつと戦いたくないんだけど！？」

「分かった分かった、交代な」

自分はゾムさんと代わり目の前の人を見た

ピンクのクッションを持っている、なんか変な人みたいですね


「隊員同士ってこと？平等だね！…でも、仲間に手ぇ出すなよ」

『…それは無理無体ですね』

「っそ。でも炎魔法を舐めるんじゃない！」

『…危ないですね』

自分は横に移動して避けた

そろそろ上着も邪魔だし取りたかったが…めんどくさいので後にしておいた

脱がせる気もしないですからね、あの大鎌は

なんて思いながら背後に回って撃ってみる

頭を狙ったつもりだったが、大鎌で弾かれたらしい


『…案外、強いんですね』

「舐めるなって何回言ったらいいかな？？あとそろそろ隊長来ると思うけど大丈夫そ？」

『…へぇ、特殊部隊隊長さんですか…好都合ですよ』

「…舐めてたらヤバイよ？」

「オマエ、話はそれで済んだ？」

レインブーツさんが入ってきましたね、急に。

先輩…なんで情報部隊なのに

と思っていたが言うのはやめておいた


『…先輩、ここ任せていいですか？自分、あっち行きたいんですけど』

「いいぞ、いってくるんだ！達者でナ！」

先輩に場所を預けた自分は、相手の特殊部隊隊長がいると思うところへ向かう

ついでに道端で誰かを倒したいところだけれど

自分は森の中を走っていった

18話○→←16話○

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す