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night
みんなが寝つき、静寂に包まれた頃。
夜中目を覚まして寝付けなくなった私はウッドデッキで夜風を浴びることにした。
「綺麗、、」
空には万遍なく輝く無数の星が輝いていた。
そういえば前に渡された怪盗キッドの予告状にも無数に輝く星空の下とか書いてあったなあ
あれの有効期限っていつまでなんだろ
てか有効期限ってあんのかな?
新「おめぇーも寝れねぇーのか?」
どうやら新一も目が覚めたみたいだった
「まあそんなとこかな」
「ねぇ新一。
私達、10年前みたいな関係に戻れるかな。」
新「ああ。その時は10年前よりももっと最強の幼馴染に進化してるよ。」
新「ところで、お前好きな人誰なんだよ。」
「ぬぇ!?どうしたの急に、」
唐突すぎる質問に戸惑う
新「さっき好きな人がいたって話し合ったろ?遮ってたけど。お前だけ俺の好きな人知ってて教えないのは不平等じゃねぇーか、」
地味に話逸らしたのバレてたか。
「新一にならまあいっかな。どうせ叶わないんだから。」
10年間の差に勝てるものなんてないよ。
人生そんなに甘くないのはわかりきってる
痛いほど理解してきた
でも、今は言いたいこと言わせて。
「黒羽快斗だよ。10年前からずっと好きなの」
自分の気持ちを言葉にするのはすごく辛かった。
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作成日時:2019年6月2日 22時