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26. ページ28

「もしもし?」









新『あ、今大丈夫か?』









電話の相手は新一だった。








「うんまあ。むしろタイミング的に助けられたかな。」








あのままいたらまだからかわれてるに違いなかったことだろう。









「んで?要件は何?」









新『あーいや、今度の週末にみんなでキャンプに行くんだけど、Aもどうかなって。』









「え、何言ってんの?それって蘭たちもいるんでしょ?だったら私がいたらおかしいでしょうが。今の状態じゃ他人も同然なんだから、、」









わかっていることだけど、自分で言って結構傷ついた。









新『だからだよ。他人として会わなきゃならないのは辛いかもしれねぇーけど、その場で友達として一緒にいるのも悪くねぇーだろ?』









ああ。新一、気づいてたんだ。







ほんとは蘭や園子と一緒にいたいってこと。








「でも、どうやっていくの?」









他人である私がまず一緒に行けるわけがない。









新『阿笠博士の仲のいい知り合いとしてならどうだ?それなら違和感ねぇーだろ。』









「た、たしかに、、」









実際めちゃくちゃお世話になってるし、なにより哀好きだし←









新『1人だと心細いと思うから他にも誘ったらどうだ?会ってすぐに蘭たちとずっと一緒にってのも大変だろーし、仲良い人がいた方がいいだろ』









新一って心理学者だっけ?









むしろそういうの疎くなかった?









「そうね。一応誘ってみる!次の週末だよね?場所は?」









新『ああ。場所は静岡にある園子の別荘だ。』












「わかった!じゃあ詳しくはまた今度ね!」









通話が終了する







ほんとどこまでいいやつなんだよ。

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設定タグ:怪盗キッド , 名探偵コナン , 黒羽快斗   
作品ジャンル:恋愛
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作成日時:2019年6月2日 22時

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