【薄桜鬼】トリップした冷酷&クール少女！？ (ページ36)

今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:41,277 hit

参拾伍ページ36

小鈴「もう起き上がって大丈夫なのですか？」

千鶴「はい」

葵「それより、違うって？」

千鶴「あの...私もよく分からないのですが、人には...生き物には、どんな困難も乗り越える〈力〉があると思うんです。本能というか...生きるための知恵というか......と、とにかく、その〈力〉は生き物が幸せに生きるためにあると思うんです。だ、だから...その...」

葵「？？？」←

小鈴「千鶴...ありがとうございます。こんなに考えていたって答えが出るわけないですもんね！でも...私達にとって、その〈力〉とはなんなのでしょうか...」

葵「じゃあさ、色々と分けて考えてみようよ！例えば...女とか、鬼とか」

千鶴「それいいですね！」

小鈴「珍しいですね♪何か変なものでも食べましたか？」←

葵「いいえ！全く！」←やけくそw

千鶴「アハハ(^o^;)...じゃあ、まず女について考えてみましょうか」

小鈴「女...ですか...恋ですかね(*´∀｀*)」

葵「んー...髪(´・ω・`)？」

千鶴「...誘惑(・.・)」←

小鈴「...つ、次は...鬼ですね...変化能力(的な)(´・ω・`)？」

葵「んー...強い(≧▽≦)」

千鶴「...中々死なない(・.・)」←

小鈴「...つ、次は...男装にしましょう...便利(≧▽≦)」

葵「んー...男に風呂に誘われると断るのが大変(´д｀|||)」

千鶴「...バレた時、気づかなかった人の吃驚した顔が面白い(・.・)」←

小鈴「...もうやめましょう。続けても脱線していくので」

葵「んーそうだねー」

千鶴「そうですね」

小鈴「...今出た中で、考えられるのは...恋、誘惑...は一応入れておきましょう。強い、中々死なない...も一応。このくらいでしょうか」

葵「...強い誘惑で恋をしても私は中々死なない」

千鶴「...なんだか悲しいですね...」

小鈴「...恋が〈力〉だとしても、問題はそこですよね...」

千鶴「...それでも、傍に居てくれる人が居れば...」

葵「そんな人...」

貴女「居るわけないだろ。そんな人間」

三人「！？！？！？」

貴女「何をコソコソ話しているのかと思えば...人間にいらぬ期待をするな」

小鈴「で、ですｇ(貴女「お前は何を見てきた」)！...それは...」

貴女「人間など、信じる価値もない。理不尽な理由を並べては人を差別する...それをお前は身をもってしったんじゃないのか」

小鈴「っですが、人を信じる事を貴女に教えてもらいました！」

貴女「それは私のお前への情けだ。人間のクズよりも下に見られているお前がな」

小鈴「な...っ」