【薄桜鬼】トリップした冷酷&クール少女！？ (ページ22)

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弐拾壱ページ22

ｺﾝｺﾝ
小鈴「近藤局長、居ますか？」

近藤「あぁ」

小鈴「失礼します」
ｽｩｰ
小鈴「あ、土方副長もいらしていたんですね(これじゃ、あの話が出来ない。さっさと出でけ)」←

土方「なんだ、居ちゃワリィかよ」

小鈴「いえ、そんなこと一言も言っていません(居ちゃいけないですよ★)」

近藤「すまんな、折角来てくれたのに」

小鈴「いいえ。あ、話の途中でしたのなら、続けて良いですよ」

土方「そうか。これまでの奴等の行動からみると、四国屋か、池田屋だ」

小鈴(本命は池田屋。四国屋は囮です)

土方「おい、何か収穫はあったのか？」
ｻｯ(文を出す)
小鈴「これを...良い実でしょう？多分中でぎっしり身が詰まってますよ」

土方「！...あ、あぁ。後で千鶴に切らせる。じゃあ、俺の話は終わりだ。俺は仕事で此処を離れるが、変な気起こすなよ」

小鈴「...土方副長、お言葉ですが、私はあいつとは違います」

土方「そうか。あ、そういや、お前の本名なんてんだ？」

小鈴「私は、花園小鈴。もう一人は和夜葵です」

土方「そうか。なにか情報があれば、俺か近藤さんに伝えろ」

小鈴「わかりました」
ｽｩｰ
近藤「花園君、さっき気づいたんだが、これが入っていたんだ。何か分かるか？」
ｽｯ
小鈴「これは！...これは、Aの大切なものです」

近藤「A？」

小鈴「あ(言っても良いよね)彼は、彼の正体は...＿＿＿＿＿」

近藤「！？」

小鈴「とにかく、彼方が持っていて下さい。危険が迫れば、護ってくれます」

近藤「...俺が持っていて良いのか？」

小鈴「はい。彼方は、Aの大切な人に似ているんです」

近藤「そうだったのか」

小鈴「彼方は...Aの、＿＿＿＿なんです」

近藤「！？俺の...？」

小鈴「ですが、Aは彼方が＿＿＿＿という事は知りません」

近藤「...そうか。これは？」

小鈴「それは...それに、見覚えが無いですか？」

近藤「うむ...覚えがある様な。無いような...ぼやけてるみたいで」

小鈴「そう、ですか。Aが、彼方から貰ったと言っていました。あと、前に葵が溶かした金属有りましたよね？」

近藤「あぁ」

小鈴「あれは、Aの元彼...元、思い人に貰ったものだそうです」

近藤「思い人か...誰だか、分かるか？」

小鈴「...彼方の＿＿＿だとすると、Aは此処の世界の人間になります。となると、おそらく思い人も此処の世界の人でしょう」

近藤「...ん？此処の世界？」

小鈴「あ」←

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