【薄桜鬼】トリップした冷酷&クール少女！？ (ページ21)

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弐拾(長文警報) ページ21

近藤「最近、奴等が動いている。そいつらは何かを使用としているのかも知れんのでな。行ってくれるか？」

貴女「...(静かに、わかったら頷いて下さい)」

近藤「ｺｸｯ)」

貴女「ｺｸｯ)(本当に殺りはしませんので、ご安心を。しかし、少々痛いかもしれません)」

近藤「ｺｸｯ)」

貴女「では」
ｼｬｷｯ
貴女「近藤、覚悟！」
ｶﾞｷｨｨｨ
近藤「っ！」
ﾀﾀﾀﾀ... ｽﾊﾟｰﾝ
土方「てめぇ！なにしてやがる！」

近藤「トシ！」

貴女「ﾁｯ)...(これ、読んでおいて)俺は、新選組のやり方が気に食わねぇ！出ていく！」
ｼｭｯ
沖田「土方さん、次会ったら斬って良いんですよね」

土方「当たり前だ！もう彼奴は新選組の敵だ！」

近藤「...！(滝くん。君はどうして此処までしてくれるんだ)」

小鈴「！...近藤局長。何があったんですか」

近藤(滝くんに奴等の行動を探りに行って貰ったんだ。今のは、その芝居だ。最後に渡してくれた文には、＜この屯所に盗聴機という盗み聞きが遠くでも聞こえる物が幾つかあります。その為、奴等を騙す事が必要なのです。そこで、俺は新選組を裏切る形で出ていくことにしました。他の皆さんには言わないでください。敵を騙すには、まず見方から。というでしょう？皆さんから俺への信頼は無くなったでしょう。俺はそれでも、新選組の役に立ちたい。ただ、俺は必ず戻ります。局長の着物の中にある物が彼方の手元に有る限り。必ず戻ります。忘れないでください。それから、この文は焼いて下さい＞と書いてあった)

小鈴「(教えてくださってありがとうございます)...言えないのですか？」

近藤「すまない」

小鈴「いえ...私、部屋に戻りますね」
ﾀﾀﾀﾀ...
ー小鈴の部屋ー
小鈴「A...そういえば、例の物とは何でしょうか」
～千鶴side～○○sideって初めてだなw

なにか、外が騒がしい。なんでしょう。行ってみましょうか。
ﾀﾀﾀﾀ...
千鶴「あ、土方さん、どうしたんですか？」

土方「近藤さんの部屋から刀の音が聞こえたんだ」

刀の音！？確か、雪羅君が居たはず。まさか！
ｽﾊﾟｰﾝ
！！！！
雪羅君が...どうしてなの！？言いたいのに、言えない。この状況が信じられないから？...違う。雪羅君が...恐いから。何時もは冷静だったけど優しいところもあって、面白い一面も有ったあの雪羅君が...今は鬼みたいな雪羅君。どうして？

？近藤さんは聞こえ無いけど、雪羅君の声は聞こえる。読む？何を？もしかして、雪羅君は裏切って無いのかも！
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