【薄桜鬼】トリップした冷酷&クール少女！？ (ページ13)

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拾弐ページ13

小鈴「あらら♪」←

貴女「...」
ｽｯ
土方「どうかしたか？」

貴女「...いや。少し出る」
ﾀﾀﾀﾀ...
ー誰も居ない広場的な所ー
貴女「...」
♪～
貴女「...ｽｩ何処へ向かう。誠の舟。まだ見ぬ夜明け求め。夢をなびかせ、悲しみのせて、熱き志。掲げて♪」
ｻﾞｻﾞｯ
貴女「！...誰」

男「すみません。今の歌は貴方が？」

貴女「...あぁ」

男「殿が歌を気に入ったそうでな」

貴女「...それで？」

男「丁度、アイススケートと言うものを外国から取り寄せたらしい。それで、歌いながらやるということでな。ちとやってはくれぬか？」

貴女「...条件がある」

男「言ってみよ」

貴女「...歌は此方で用意する。夜以外の時間」

男「うむ。宜しく頼む。今日、城に来てくれ」

貴女「...それは、女としてか？」

男「そっちの方が良い。名はなんと言う」

貴女「...田崎、A」

男「門番に名を言えば入れてくれるだろう」

貴女「...今日行く」

男「伝えておく」
ﾀﾀﾀﾀ...
ー屯所ー
葵「何処行って来たの？」

貴女「...憂さ晴らし」
ﾀﾀﾀﾀ... ﾊﾟﾝｯ
小鈴「あら、どうしたんですか？」

貴女「女物の着物、あるか？」

葵「千鶴が持ってるんじゃない？」
ﾀﾀﾀﾀ... ｽﾊﾟﾝｯ
千鶴「え、えと、雪羅君？」

貴女「女物の着物、貸してくれ」

千鶴「え、で、でもそしたら」

貴女「...大丈夫」

千鶴「そうですか」
ｶﾞｻｶﾞｻ
千鶴「どうぞ。出来るだけ似合う物にしよしときました」

貴女「...あ、あり...がとう//」
ﾀﾀﾀﾀ...
千鶴「雪羅君って...優しい人だったんだ」
ー城前ー
貴女「...呼ばれてきた」

門番「名を名乗れ」

貴女「田崎A」

門番「入れ。失礼の無いように」

貴女「...はい」
ﾄﾀﾄﾀ...
男「おぉ。来たか。此方だ」

男「殿、連れてきました」

殿「おぉ！来たか。入って参れ」

貴女「失礼いたします」
ｽｩｰ
殿「そちがあの歌の主か。直ぐで悪いが、来てくれ」

貴女(ﾃﾞｶｯ！)←

殿「これを履いて滑るらしい。出来るか？」

貴女「はい。何回かやったことがあるので」
ｼｭｯ
殿「やった事があるのか！」

貴女「はい。どうぞ見ていって下さい」
♪～(ウォークマン)
ｼｭｩｰ
貴女「薔薇のようにbeautysmile。眩しすぎるSuperflystar。煌めいてるshiningface...(ﾌﾟﾘｽﾞﾑｼﾞｬﾝﾌﾟ行けるか)ﾊｧｯ...ﾄﾞﾚﾐﾌｧｽﾗｲﾀﾞｰ♪」

貴女「ふぅ...こんな感じですけど」

殿「主！皆の前で稼いでみないか！？」

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