バイオハザード【オリジナル+原作】2 (ページ6)

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#54 仕度ページ6

莉音side

莉音「待って待って。」

優香「待った待った。」

万優「待ってない待ってない。」

夏海「なんなんだよ！！！」

魁成「どうした莉音パイセン」

莉音「地元民だけどその迅島って行ったことないよね。地図とかないわけ？ガイドブックとか」

万優「存在しないからね」

優香「小説だから」

莉音「ヤダぁ～！メタぁい！」

夏海「うん。きもぉい！」

魁成「どうだろうね？船着場とかにあるんじゃない？」

莉音「めんど！よし！やめよう！」即答

ウェスカー「いや、用意してある」

莉音「ほぁっ！？ウェスカー！ビックリしたわぁー。ムキムキですなあ」←

なんだこの筋肉。抱きしめて←

ウェスカーが持ってるガイドブック。

開いてみると、普通のパンフレットだった。

そりゃそうだ。

“感染者なし"とか、

“安全地帯"とか、

そんなワード、誰も期待なんてしてないんだからねっ！

なんでちょっとツンデレ風なのかって？？

ふざけたっていいじゃない。

だって小説だもの。

ってか今更でしょ。この小説、タグにホラーってついてるけど、ほぼギャグだから。

シリアスかと思いきやギャグ入ってきたりするから。

え？知ってる？

でしょうね。

とりあえず私は地図を失くさないように、

配給されたリュックサックに入れる。

中には予備の弾と、予備のナイフと、予備の電池(懐中電灯の)と、ケータイ。

莉音「なんか足りない気がするんだが…」

優香「腹減った」

莉音「あぁ、食べ物か。」

万優「お前、結構重大な物忘れてたね」

莉音「どこか欠けてる万優に言われたくないね」