バイオハザード【オリジナル+原作】2 (ページ42)

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気がつくと、地震でも起きたのかと思うような

あちこちに割れたガラスが散らばっていて

危ないどころか、既に手足から血が出ている

莉音「……かいかい」

魁成「……ん」

優香「何が起きた…？」

尚「なんで倒れてるんだ…？」

莉音「ごめん。私勝手に、ウィルスか抗体かも分からないものを機械にかけたの。抗体だと信じて……」

万優「お前、よくそんなおっかないことできるな！？」

夏海「まぁ、でも選択の余地なかったじゃん、ウェスカーも、うちらも」

莉音「あっ、スーモ」

夏海「うるせぇなwwww」

魁成「とりあえずレオンさんたち起こそうか」

莉音「ウェスカー…」

アリスのすぐそばで倒れているウェスカーを見る

人の幸せを願えない、可哀想な人。

莉音「アリス、アリス、起きて」

アリス「…何が…起きたの………」

莉音「ごめんなさい、私勝手に抗体を空気媒介で拡散させる機械にかけたの」

アリス「それじゃあ…どうして私…生きてるのかしら」

優香「確かに。アリスの中にはウィルスが入ってたよね。」

夏海「ウィルス適合者だからね」

莉音「じゃあきっと、ウィルスのみが排除されたんじゃないかな？」

魁成「ウェスカーは完全にやられてしまったみたいだけど」

尚「結果オーライ？」

莉音「やっと帰れる」

レオン「年齢の割に思い切ったことするじゃないか」

クリス「おっさんにでもなったのかお前は」

莉音「勘のうち70%は当たるってどこかで聞いたことあるよ」

優香「30%の確率で死んでたかもしれないけどな」

アリス「まぁ、それは置いといて。

帰りましょう」