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#87 ページ41

ウェスカー「ここで暴れてやってもいいんだぞ?アリス」


アリス「させないわ。この引き金を引けば無理ね」


レオン「またいつもの化け物にでも変身するのか?ウェスカー」


クリス「残念ながら今回は俺たちだけじゃないぞ」


莉音「私たちの日常を、返して」


ロケランを肩に担ぎながら

片手で近くにあったウィルスと抗体(どっちがどっちか分からないからどっちも)を手に取り、

ポケットにしまった。


莉音「選択の余地ないと思うけど」

ウェスカーは両手を上げ、降伏しようとした。



直後、ウェスカーの身体からムチのように触手が伸びてきて、周りのウィルスや抗体を全て割った


ポケットの二本を除けば、ね。


辛うじてジャンプして躱した私たち。


運動会の練習が役に立ったぜ


台風の目とかいう競技だったはず。


いや、そんなことはどうでもいい。


緑と青の煙が舞う。


レオン「吸うな!皆鼻と口を塞ぐんだ!」


魁成「火災訓練を思い出せ!!」


袖で鼻と口を塞ぎながら打開策を考える。


莉音(緑と青…どっちがウイルスでどっちが抗体なんだ………)


莉音「ハッ…」


私は、こうなる原因となったあの日を思い出していた。


教室の通気口から青い煙が出てきた日を。


莉音(青い煙はウィルスだった…てことは緑が抗体の可能性は高い!?)


部屋のど真ん中に設置された頑丈な機械。


その真ん中にはちょうど収まりそうな溝が。


一か八か、緑にかける


機械にセットして


それらしきレバーを引いたら


眩い光に包まれ、私たちは全員その場に倒れ込んだ。

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あやかし - 更新頑張って下さい!  面白いので! (2016年12月26日 12時) (レス) id: 6e5b3c9a81 (このIDを非表示/違反報告)
櫻菊(プロフ) - ちょいとぐさってきたさいごw (2016年12月22日 19時) (レス) id: 98bfdd8359 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティトン x他2人 | 作成日時:2016年12月17日 15時

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