SCARS～Junta.N.～ (ページ4)

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day4 ページ4

your side

私の中の希望はいつの間にか崩れていた。

そして私と先生はいつの間にか関係が崩れていた。

『淳太ぁぁ』

淳「なんや？」

『勉強する意味ってあるん？』

淳「さぁ～？」

『もういやや。

どーせ頑張ったところで妹の日和には追い付かれへんし』

淳「ほら、あとちょっとやで」

『えぇー』

淳「ええから。

今日帰ってくるんやろ、親。」

『おん。』

淳「うっわ、帰らなあかんやん。

襲ったろ思ったのに」

『先生、ドンマイ笑』

淳「こういう時は先生っていいやがって、、笑

そういえば、親の前では「先生」やからな？」

『わかった、淳太！』

淳「おい！

敬語で「中間先生」やで？」

『うぃ、唇妖怪さん！』

淳「おい、、

ふさぐぞの口、、笑」

『ぎゃー！

たらこや、たらこ！』

淳「ほら、遊んだで。

勉強しぃや？」

『はぁーい』

淳「ええ子や。」

と、頭を撫でてくれる。

初めてやった。

他人からそういうことされるのが。

『淳太ぁぁ、好きぃぃ』

淳「はいはい笑」

『淳太は？』

淳「好きやで？」

『もし、私が人を殺したとしても？』

淳「その話久しぶりやな笑

おん、好きやと思うで。」

『ありがとう。

勉強頑張ろう。』

勉強と向き合い。

久しぶりに集中。

淳「まぁ、俺は他人の事言われへんし、、笑」

そんな言葉が私の耳に届くことはなかった。