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あのさ、アンタ話聞いてる?私にはボケっと空中見上げてるようにしか見えないんだけど。







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時雨様主催の募集企画、
【ゼツボウ魔法☆どりーみん】
にて参加させて頂きました、【狂奏】の魔法少女、竜胆零雪のCSです。
【名前】竜胆 零雪/りんどう ちゆき

【年齢】18歳

【ステッキ】
《飾り付き指揮棒》
白く硬い陶器ではない何かの特殊な素材で出来た指揮棒に、寒色系の色を基調とした宝石が散りばめられている。
持ち手は彼女の手にぴったりとフィットするよう彼女の手の凹凸の形になっている。
薄浅葱と花浅葱のリボンが止めてあり、ストラップとは言い難いような宝石の束がじゃらじゃらとくっ付いている。
詳細

【使用魔法】
《属性魔法》
水魔法。特に形を銃の様に変形させて使うことに長けている。
本人が気に入っているのはガトリングの形。
本人が使う中で一番威力が強いのは弓。
3m近くある怪物にも一発二発撃ち込めばノックダウンさせることが出来る。
その代わりに、四〜五時間近く強い疲労と倦怠感が襲って来る。

《オリジナル魔法》
大狂気演奏会(ベリーメリーコンサート)
指定した対象にしか聞こえないような音を聴かせて狂乱状態に陥らせる魔法。
彼女の狂気的な音楽に対する執着により出来た魔法。
本人には自身の手がける「最高の音楽」として聞こえて居るようで、この魔法を発動させるときは至極うっとりとした様な表情をしている。
なお、魔法を受ける側の対象にはなんとも形容し難い音楽が流れているように聞こえるらしい。
相手は怪物なので真相は分からずじまいだが、超音波とも、でたらめな演奏とも、不快に思うただの効果音とも取れるようだ。
その音楽を聴くと、動きが鈍くなったり出鱈目になったりする。
最終的には狂乱状態に陥ったかのように暴れ回り、彼女が寸前で魔法を止めなければ自らその命を絶つようになる。

【願い・望み】
彼女は音楽が好きだった。

三度の飯よりも、一日の休息よりも、友人との会話よりも、何よりもずっと。

毎日毎日音楽に打ち込んでいた。

オーケストラの楽器を一日に何種類も取り替えて演奏し、
自分の奏でる音楽を自分の満足のいくまで演奏して録音、
パソコンに落としたソフトにて編集し、自分だけが演奏員の、 何よりも素晴らしい「最高の音楽」を聴いてそれに酔いしれていた。
それはまるで、周囲から見れば音楽に狂った廃人のようであった。

音楽の為であればなんでも出来た。
楽器をソフトを両親に取り上げられ、規定の単位を取れと言われれば直ぐにでも取って来た。

友人が楽器を粗雑に扱えば、注意し、その人物とは金輪際付き合わないようにした。

「私には音楽が居る。」

そう信じて疑わなかった。


中一の秋。

零雪は事故にあった。

バイクと大型トラックの玉突き事故に巻き込まれ、左足は骨折。
利き手である右手は何とか罅割れ程度に守り切ったものの、左手の守りがおざなりになったせいで神経が切れ、使い物にならなくなってしまった。

そんな事を知っては彼女がどうなるか。
両親は容易に想像ができた。

「娘はなるべく起こさないでいてくれ。」
「零雪が生きてくれていればいいんです。」
「だから」
「今、あの子を起こさないでください。」
「こんな状況であんな事を知ったらきっと、気が狂ってじさつでもしかねない」

優しい両親はそう医者に懇願して、約三年半もの間彼女の意識を戻させようとせずに、麻酔を打って眠らせ続けた。

そして。

彼女が高校二年生になるある日、医者は竜胆夫妻にこう告げた。

「申し訳ありませんが、これ以上零雪さんに麻酔を打ち続けることは困難です。端的に言えば、零雪さんの身体が中毒になって死んでしまうかもしれない。もし貴方方が娘さんの命が続く事を望むのであれば、もう起こすしか手は…」

そうして、彼女の歯車は動き始める。


起き上がった零雪は、自分に起こった事態を理解しようとはしなかった。

ただ笑って、
「じゃあ私は指揮者になってみせるさ。」
と両親に告げた。


「_____________________違う。」

彼女の理想は高かった。

「違う違う。」

世界中のどの演奏家よりもずっと遥か上に存在していた。

「何故こんなに違う」

両親という娘のことに口煩い後ろ盾がなければ、たちまち弾き出されてしまう程に。

「____________私の理想は、こんなんじゃない____________」

「やっぱり私の音楽は私にしか奏でることは出来ない」


その日、彼女は家出をした。

数日着回しできる程度の簡素な服と、お気に入りの指揮棒、アルトサックス、トランペット、アコースティックギター、パソコンと新調したスマートフォンを持って。

ここに居ても何も変われない。

父と母は私に優しすぎるし、演奏員の方たちも私の思うような演奏は出来ない。

彼女は孤独を決意して行く当てもなく地上を彷徨い歩くのだった。


《未だ見ぬ『私だけの音楽』を探して______________》


【アルバイトを引き受けた理由】
単純な資金集め。
高校生ではバイトぐらい受けさせてもらえそうなものだが、どこも両親の承諾がなければならない所だった。
そこへ運よく舞い込んで着たのがこのバイトの情報だった。
今は戦いに少しだけ楽しさを見出しながらも曲作りのいい刺激になるとの事で、依頼が来れば大抵は積極的に怪獣を倒して回っている。

【容姿】
177cm/73kg
《変身前》
一人暮らしかつ学校に通って居ない事を周囲に悟らせない為、
昼間や朝に外出する時は薄手の白のネッグウォーマーに紺のサロペット、黒の厚手のジャケットを羽織って少し濃いめのベージュのハンドバッグを持っている。
夜にどうしても必要な外出をする時は、市販の公立高校指定の制服を入手し、必ずこの制服を着ている。
デザインはシンプル、濃紺の地に二段になっている襟のラインが白のブレザー。
シャツは少し着崩して居て、深緑のネクタイ、本人から見て左側の襟に金のバッヂが付いている。
スカートは灰色と白に薄いピンクの混じった細かいギンガムチェックのミニスカート。
青味がかった毛先にクセのかかる長い黒髪を頭の高い位置で一つ結びにしている。

前髪は適当。偶に櫛で整えている姿が伺える。
目は吊り上がった濃ゆめの碧眼であり三白眼。目つきは悪さMAX。
目つきの悪さの方が勝って余り気がつかれることはないが、結構な美形。
鼻が高く、目と目の間からすっ、と通っている。
肌の色は不健康にも見て取れる様に少しだけ青白い。
まつ毛が長く、アイラインでもしているかの様に濃い。
もちろん貧乏暮しな為化粧にはめっぽう疎く、常時すっぴん。
左手に時計盤が手首の内側になる様に銀色の腕時計を嵌めている。
白短ソックスに青色のコンバースや黒のブーツなどを履いている。
両耳にピアスが五個づつ空いており、チェーンネックレスを付けて制服時には黒のギターバッグを背負っている。
私服姿だと大人っぽく見える為、傍目から見れば寄り道した大学生か高校の軽音部の少しヤンキーチックな女子に見える事だろう。

《変身後》
髪の色がトーンアップしたかの様に少し濃ゆい青色へと変化し、サイドテールになってくるくると巻かれている。目の色も幾許か青みが増す。
髪飾りは猫耳のようにぴん、と立った細いリボンに、棒状の金属の先端に結晶型の宝石が付いたものが五つ。
頭にはマーチングバンドで使うような青を基調とした長い帽子を被っている。
耳には髪飾りについて居た宝石と同じ形をした宝石のピアスが左右一つずつと、棒状のピアスが一本ずつ付いている。
服もマーチングバンドで使うような衣装のそれで、ノースリーブに肩出しのパフスリーブの袖が付いている。
脚は白黒横縞タイツに焦茶のロングブーツ。

詳細

【性格】
地頭はいいがサバサバ系。現実主義者。
自分の思った事は何でもかんでも言わないと気が済まないし、自分が嫌だと思う事はどうしても否定したがる。
自分に非があると分かれば食い下がるが、そうでなければ頑なに意見を変えようとしない。口攻撃が少々、いやかなり強め。
加えて普段の風貌の悪さから大抵は怯えられるか泣かれるかの二択。
とんでもなくマイペースで音楽に対する執念が尋常じゃない。
楽器を弄っている時にバイトの依頼が来るともの凄く不機嫌になる。
音楽以外にはあまり興味のある物はない。強いて言えば甘い菓子類ぐらい。
何事にも白黒付けないと気が済まない性格で、ウジウジしている人間を見かけるとついイラっときて自ら口出ししてスッパリと一刀両断してしまうことが多い。
よく言えば決断力がある、悪く言えば諦めが早すぎる所が彼女の長所であり短所。
問題が立ちはだかればまずあらゆる方向から攻撃して1番の近道を辿って解決させるタイプ。
意外にもリーダーシップは高く、もし他の魔法少女と共闘することがあっても的確な指示が出せる。その魔法少女達が指示通りに動けるかどうかは別だが。
何故なら理想像がとても高く、自身のそれに近づくためのスキルも高い為、他人には出来ないような事を押し付けてしまうことがあるからである。
必要な時以外は人と関わろうとしない。本人曰く、「興味がない」んだとか。

【サンプルボイス】
一人称/(あたし)
二人称/君、アンタ
三人称/彼奴、彼の人

自己紹介
「どーも。初めまして。竜胆零雪です。…よろしく。」
「はいはい、竜胆さんが来てますよっ、と。」


「え、あ、うそ、本当に?これ私がもらってもいいの?」
「はぁ…また楽器が演奏できるなんて、ほんとに夢みたいだよ…」


「…はぁ…あのさァ、こっちはアンタがいつまで経ってもウジウジウジウジ思い悩んでるせいで迷惑してんの。早く決めてくんねェかな?それとも何、私がアンタに似合う方を選んでやろうか?」
「…何て事すんの…!貴様!いったい今何をしたんだ!!!やったこと分かってんのか!?」


「ぁ…私は…さ、本当は、もっと楽器が演奏したかったんだ…!指揮者じゃなくて、演奏して、音作って、周囲を楽しませる演奏家になりたかったんだよ…!!」
「ネガティヴになっちゃ何も良いことはないって、頭じゃ分かってるんだけど、サ。いかんせん体が言うこと聞いてくれないタチなもんだから。」


「ん〜〜〜最高!!やっぱ私の音楽は私だけのモンだよ!」
「ふむ…ガトーショコラか…いやでもモンブランも捨てがたいけど…高ィな…」


「楽器は私の友達みたいなモンだよ。人間みたいに離れてかないし、いつまで経っても飽きないし。向こう側から危害加えて来ることもないしね。」
「うっそ…なんで私の親がこんなところまで来てんの…!?本当信じらんねんだけど…!!」
「あ…ごめん、今のは強く言い過ぎた…ちょ、ちょっと、泣かないでよ、ごめんって…!」
「そっか…ごめん、それはコッチの非だわ、直しとく。ありがと!」

【備考】
誕生日は9/16。
今は賃貸の少しだけ住みやすく綺麗なアパートに住んでいる。
トイレは有るが和式、風呂はなく近くの銭湯に通わなければいけないという条件付きだが。
左手は今はある程度回復して居て、楽器を弾く為の複雑な動きはできないが日常において必要な事を行える程には治っている。
親元を無断で離れている身で有るので高校には通って居ない。
そのかわりに書店で高校生用の参考書や問題集を購入して平均より少し上程度の知識は身につけている。
両親が(自分)の事に関して人一倍神経質なので家出をしてもすぐに足がつきそうだと考え、知り合いのコネを辿りに辿って親には自分の居場所を何があってもバラさないように根回しはしてるらしい。
界隈内ではある程度名が通っており、聞けば「あぁ、あの子ね。」ぐらいは言われる程度。
現実世界では出来ない楽器の演奏がバーチャル世界では魔法の力によって音楽を奏でる事ができるという事の感動もあってか、
「ずっとバーチャルの世界に留まっていられればな…いや、そりゃ無理か。」
と、時たま思う時があるそうだ。

【関係】
詳細

【派生作品について】
《本編》
特にこれといったNG等は御座いません、お好きに使ってくださいませ〜!
《派生作品》
キャラ崩壊を避けていただければ使われる分には問題ありません。
許可は不要ですが報告はできればして欲しいです…!

【作者名】うる(よる。)

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うる(よる。)(プロフ) - 山田中さん» 大丈夫ですよ (2020年12月21日 22時) (レス) id: a7fa6babcb (このIDを非表示/違反報告)
山田中(プロフ) - うる(よる。)さん» うる様のボードでもよろしいでしょうか? (2020年12月21日 22時) (レス) id: 0a74f75e2d (このIDを非表示/違反報告)
うる(よる。)(プロフ) - 山田中さん» はい、大丈夫ですよ!何方のボードでお話し致しますか? (2020年12月21日 16時) (レス) id: a7fa6babcb (このIDを非表示/違反報告)
山田中(プロフ) - 企画に参加しております。山田中です。関係を結びに参りました。可能でしょうか? (2020年12月21日 0時) (レス) id: 0a74f75e2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うる | 作成日時:2020年12月20日 10時

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