10種類の結果パターン

藤「今日は誰からかな〜」 - 2024年5月13日

一回消えて泣きそうになってました(笑)
ユウ@修loveさんリク！ エターナルメガネ！
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あ「やばい。寝られない」

ただいま、玉狛にてお泊り中。

しかし、ベッドに入ったはいいものの、かれこれ30分くらい寝返りを打ちまくるというそこそこダメージになる現象に陥っていた。

あ「喉乾いたし…………起きるか」

三門市の夏は暑い。



水を飲んでしばらく休憩していると、きぃ………、という音が耳を突いた。

目を向けると、金属の扉が微かに開いている。

あ「屋上？ 空閑かな……」

どうせ暇しているんだ。ちょっとだけ喋りたい。

階段を上っていくと、ふわりと風になびく黒髪が見えた。

あ「あれ、三雲？ ……何してんの！！」

三「わっ、YOU！？」

階段をまだ上りきっていないうちから、屋上の縁に座っているはずの人の頭が、見える訳がなかった。

三雲は、屋上の縁に、立っていたのだ。

あ「あんたバカなの！？ ここからおちたらどうなると、おもって………ッ！」

三「違う！ 別に変な気を起こしたとかじゃなくて！」

普段からは想像も出来ない力で抱きしめられる。





「だから、泣くな！」





あ「…え……？」

自身の頬に涙が伝っているのに、初めて気づく。

あ「バカだな。心配掛けないで」

三「ご、ごめん…………」

抱きしめられていた体が離される。

「もう少しこの温もりを感じていたい」と思ったのは、気のせいだろうか。

三「その、眠れなくて……何となく屋上に来てみたら、空閑はいつもここでどんな景色を見てるのかが気になって。だから上っただけなんだ」

あ「そっか……」

照れたように頭を掻く三雲。

そうだよね。そんなこと、いつもの三雲はやらないもんね。

あ「あのさ」

三「ん？」

あ「その………何か悩みとかあったらさ、ちゃんと話すんだよ。空閑とかチカ子とか、玉狛のみんなだっているんだから」

かなり恥ずかしいことを言っているのは自覚している。

でも、三雲が悩んでいる事に気付けないなんてことはきっと、私自身が許せない。

頼ってほしいんだ。

三「ああ、大丈夫。何か悩むことがあったらYOUに真っ先に話す」

ぽふぽふと頭を撫でられた。

あ「な、ちょっ………！」

三「あ、YOUは寝ないのか？」

あ「いや……うん」

「本当はもう寝られなそうだったんだけど。ちゃんと寝るよ」
ーー
リクありがとうございました！ 文字数がギリ…！

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