TVXQ　奏心な愛　1　～ユチョン～

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Aさんの診断結果

第24話：予想外の展開！！
「あの～、Aさんが迷惑じゃなかったら、僕らお邪魔したいです。な、チャンミン！！」
「えっ？！ …あー、はい。」
ユチョンさんの問いかけにチャンミンさんは渋々という感じだった。

「全然迷惑じゃないですよ！決まり！じゃあ、寒いので早く行きましょう！」
エリはすごく張り切っていた。
厄介なことにならなければいいけど…。

心配ばかりが私の頭を駆け巡る中、私たちはマンションに着き、玄関前に立っていた。

なんなのこの展開…。なぜ有名人がここに？
私の頭の中は大混乱状態。
そのためか、バッグの中の鍵がなかなか見つからない。
「あれ？鍵が…。」
「お姉ちゃん早くぅ～。」
エリの催促が私を余計に焦らせた。

やっと見つかり、鍵穴に差し込んだ時、部屋が散らかっていることを思い出した。

「ちょ、ちょっと、ここで待っててもらえますか？」
私は部屋の中を見られないようにそーっと入り、明かりをつけた。

「…やっぱり(泣)」
思った通り部屋は散らかっていた。
大急ぎで読みかけの雑誌を片付け、脱ぎ捨てられているパジャマをクローゼットに押し込んだ。

「お姉ちゃん、まだー？超寒いんだけど。」
ドアの外でエリがブーブー言っている。でも、こっちはそれどころじゃない(焦)。

どうにか片づけ、私は何もなかったかのような顔でドアを開けた。
「お待たせしました。散らかっていますがどうぞ(苦笑)。」

「おじゃましま～す。」
「可愛い部屋ですね。」
ユチョンさんが部屋を見回しながら言った。
「ははっ、あんまり見ないでくださいね。散らかってますから(苦笑)。」

「あ、そこらへんに座って。今、温かい飲み物入れますね。」
エリが自分ちのように言う。

「お姉ちゃん飲み物お願いね。」
「え、うん。」
…結局やるの私じゃん。
少し腑に落ちなかったがキッチンに向かい飲み物の準備をした。
飲み物の準備が終わるころ、ちょうどエリが来た。

「これ私が持っていくから、お姉ちゃんはお鍋の準備よろしくね！」
そう言ってエリは鼻歌を歌いながら2人のところへ持って行った。

「お待たせ～。温かいうちにどうぞ。」
あっちは盛り上がっているみたいで笑い声が聞こえてきた。

「もう、エリったら…。手伝ってくれてもいいのに。」
私はスネながらも鍋の準備を始めた。