キュヒョンとスローライフ１

ノラ･･･ゴ･･･？

デスドライブ￣


―――――

“じゃあやってみて、キュヒョン君？”

“俺ですか？わかりました”

“･･･似てる(笑)！シウォン君が乗り移ったみたいだね”


―――――

「似てるんだろうけど誰の事かわからんな･･･」

ガチャ

「ただいまー」

ピッ

「私の家なんだけどね。おかえり」

「俺ジャイアンだから。何見てたの？」

「別に。どうでもいいやつ」

ピッ

「･･･強心臓じゃん。しかも俺出てるし。なに、まさか俺の事見てたけど恥ずかしくて消したの？可愛いなお前」

「いや、枝毛探す方が楽しかったから切った。て言うかシウォンって誰？」

「メンバーだよ。今から宿舎いこう。リョウクがご飯作ってくれるって」

「いやだからリョウクが分からない･･･」

「そこからか。ということでポスター持ってきた。貼るよ」

「いいけど･･･ただのキュヒョンのアップじゃん。わざとだろ。メンバーを覚えたいのに。ずっと見られてるみたいで嫌だから剥がすね」

「３０秒しか貼らないポスターがあるか？」

「わかったわかった。じゃあここに貼るわ」

「ちょっと。ベランダって！これ雨降ったりしたらダメになっちゃうよ」

「物にも寿命ってもんがありますから」

「はぁ、、まあいいや。車出すから、行こう」


「ちょっと私運転してみていい？」

「いいけどなんで？まさか」

「わたし免許取ってから一回も運転してないから運転してみたくて」

「やっぱり。高校の頃マリオカート逆走しかしてなかったもんね。免許取れたことがまず奇跡じゃない？」

「筆記は一発だったけど実技３回落ちた」

「それおかしいよ。俺が運転するから大丈夫。大人しくしてて割とまじで」

「けちんぼだな。」

「拗ねんといて。おんぶしてあげるから。さ、出発出発」

「やった。ラッキー」

「時々ほんとに三歳児を相手にしてるみたいなときあるよね」

「確かにキュヒョン昔よく遊んでくれたいとこのお兄ちゃんに似てるわ」

「あぁそう。見たことないけど」

「あ、ちょっと降ろして」

「･･･え？あっ！おい。すごいスピードで運転席開けんな！で、乗るな！ていうかいつ鍵取った？」

「よし、これでOK」

「OKじゃねーよ。ダメだよ。あーもう俺今日で死ぬかもしれないオンマアボシ旅行つれてけなくてごめん」

「出発進行！！！･･･えーと･･･右？左？」


「･･･左」


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